episode*22 ページ22
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今日はダンスレッスンの日。
デビューコンサートも近いから、
気合入れてかないと!
……そう意気込んだはずなのに
頭はガンガンと痛くて
少しクラクラする。
でも、
レッスンを休んだら
みんなに迷惑がかかるし
…アイツを追い越すことができない。
・
朝
走るのはやめて、
いつもより暖かい格好で
瞬の車へ乗った。
私の異変に
瞬も気づいたみたいで
“ はい、これ。ポケットに入ってた。”
車を降りる時に
彼がくれたのは
柚味の飴。
ソレをポケットの中へ
大事にしまい、
車を降りる。
・
・
ガチャ___
『おはよー…』
Jー涼介. 燐「「「おはよう!」」」
侑李「燐!おはよっ!」ギュッ
『うぉっ…!』
レッスン室に入った途端
侑李に抱きつかれるという
お決まりのこと。
しかし、
今日は彼の勢いのあまり
フラッとしてしまった。
抱きついてる彼も異変に気付いて
私の顔を覗き込む。
侑李「燐、大丈夫⁇…顔色悪いよ?」
『大丈夫…!なんともないよ』
侑李「そう?なら良いんだけど」
“ 何かあったら言ってね ”
彼は口の端をキュッとあげて言った。
みんなも、この光景を見ていて
心配そうな顔をさせてしまっていた。
・
“ みんなに迷惑がかからないように ”
その一心で
クラクラするのを我慢して
いつも通りに装った。
それでも、体は追いつけなくて
いつもより
全然、体が動かない。
指導者「相田。そこ、遅れてるぞ。
あと、ステップも違う」
『はい、すみません』
いつもより
たくさん注意される私。
みんなも
いつもと違う私を気にして
チラチラと様子を伺ってくる。
・
圭人「燐…、大丈夫?」
裕翔「無理しないでね?」
ジェントルマン圭人と爽やか優男の裕翔
休憩時間に入って
すぐに話しかけてくれた。
『うん、大丈夫だよ。ありがとう』
宏太「何かあったら言ってね」
『分かった』
他のメンバーも
心配してくれて声をかけてくれる。
だけど
その言葉を
精一杯の作り笑顔で返事する。
……本当は大丈夫じゃない。
限界に近づいてきてる。
すると、
アイツが近づいてきた。
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明(プロフ) - 有★山さん» 本当に長らくお待たせいたしました!あと数分で公開しようと思っています! (2016年4月21日 23時) (レス) id: 920bc4d210 (このIDを非表示/違反報告)
明(プロフ) - (名前)優菜さん» ありがとうございます!待っていて下さり、本当に嬉しいです…!これからもよろしくお願いします!! (2016年4月21日 23時) (レス) id: 920bc4d210 (このIDを非表示/違反報告)
有★山(プロフ) - 明さん» 2の方に早く見たいです!(^_^)どうしたら見れますか? (2016年4月21日 22時) (レス) id: 859c4e695b (このIDを非表示/違反報告)
(名前)優菜(プロフ) - パスワードかけられたんですね。。。(泣)ずっとずっと待ってます!応援してます!!! (2016年4月18日 2時) (レス) id: 8243a5fe80 (このIDを非表示/違反報告)
明(プロフ) - くるとる。さん» ありがとうございます!共感していただけて嬉しいです♪これからもよろしくお願いします!! (2016年4月10日 18時) (レス) id: 920bc4d210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明 | 作成日時:2016年3月8日 19時