酔い ページ20
がやがや。
五月蝿くて、焼き鳥の香りのするこじんまりとした店内。
安室はAに好みをきくと、ざっとメニューを頼んでしまう。
「どうして 急に誘ってくれたの?」
お冷を口に含みながら、
Aはチラリと安室の顔をみる。
「別に」
すました顔で、安室はそれだけ言った。
お互い珍しく翌日休みだったため、
酔いに任せて酒をあおる。
2人とも、前回よりも酔うのが早くて、
顔を真っ赤にさせながらしょうもないはなしで笑った。
どうしてかわからないけれど、
一緒に居るのに、
共通の話題で笑っているのに、
安室が遠く感じて、寂しい。
「安室。また呑もうな」
そう言ったAを安室は笑い飛ばした。
「なに。急に」
別に、急じゃない。
ずっと 思っていた。
「 友だち だろ?」
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よつばいろの海(プロフ) - nanoka(*´∀`)さん» 終わり。です。 そんな。身に余る言葉、ありがとうございます。とても嬉しいです。わざわざコメントありがとうございました。 (2018年7月10日 7時) (レス) id: 13a3839087 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀`)(プロフ) - 終わり、なんですね。少し寂しいです。あ、こんな素晴らしい作品を作って下さりありがとうございました。降谷さんつらいですね。まさかの部下だったとは思わなかったでしょうに。本当にありがとうございました。 (2018年7月9日 21時) (レス) id: 8bd0f313b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よつばいろの海 | 作成日時:2018年6月5日 7時