幸福 ページ19
あの 一緒に酒を呑んだ日からも変わらずにAはポアロに通っている。
前よりも、少しだけ距離が近くなった気がして、少し嬉しい。
「また来ちゃった」
と笑えば、
「しょうがないなぁ」
と笑ってくれる彼がいる。
それがとても 幸福。
手に入れては無くしてきた家族。
その存在と同じくらい安室の存在はAの中で大きくなっていた。
別に、この先、これ以上のなにかを望む訳ではなくて、ただ、今の関係が
(心地いいだけ)
わかっている。この空間が永遠じゃないことは、それでも、
(願ってしまうのは 罪かな...?)
あの日からほとんど過食もしていない。
「ねぇ A」
安室はコーヒーをサービスしてくれながら少しだけ目尻をさげた。
「呑みにいかない?」
154人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
よつばいろの海(プロフ) - nanoka(*´∀`)さん» 終わり。です。 そんな。身に余る言葉、ありがとうございます。とても嬉しいです。わざわざコメントありがとうございました。 (2018年7月10日 7時) (レス) id: 13a3839087 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀`)(プロフ) - 終わり、なんですね。少し寂しいです。あ、こんな素晴らしい作品を作って下さりありがとうございました。降谷さんつらいですね。まさかの部下だったとは思わなかったでしょうに。本当にありがとうございました。 (2018年7月9日 21時) (レス) id: 8bd0f313b6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:よつばいろの海 | 作成日時:2018年6月5日 7時