金色の猫 ページ13
だいぶ 酔いも深まってきたころ。
「そろそろ帰る?」
時計を確認してそろそろかと思う。
「んー...」
とろんと、いつもよりもタレた瞳をこちらに向けて目を細める安室。
「帰るの、めんろくさぃ...」
呂律が少し回ってなくて、可愛い。
「でも 帰らないと」
サラサラの金髪を指先ですく。
気持ちよさそうに擦り寄ってくる姿は猫のようで、その甘えたな姿に愛おしさを覚える。
「ウチくる...?」
つやつやの金色の猫の頭を撫でながら、零れた言葉は無意識で、
「...!?」
Aが1番びっくりした。
「...ウチ...くる...?」
ブルーの宝石のような瞳でこてんと首を傾げる姿が可愛くて、なんだろう。本当に可愛い。
「うん。近くだから、泊まりにおいで」
その金色の猫が小さく頷いたのを見てAは微笑んだ。
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よつばいろの海(プロフ) - nanoka(*´∀`)さん» 終わり。です。 そんな。身に余る言葉、ありがとうございます。とても嬉しいです。わざわざコメントありがとうございました。 (2018年7月10日 7時) (レス) id: 13a3839087 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀`)(プロフ) - 終わり、なんですね。少し寂しいです。あ、こんな素晴らしい作品を作って下さりありがとうございました。降谷さんつらいですね。まさかの部下だったとは思わなかったでしょうに。本当にありがとうございました。 (2018年7月9日 21時) (レス) id: 8bd0f313b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よつばいろの海 | 作成日時:2018年6月5日 7時