元女子校通いのモデルさんと三代目Ver.2

#75 ページ25

# 取 り 調 べ 開 始









「片岡さんの、責任なのに
なんで、私まで正座してるんですか…。」


「え、あたりまえじゃん。」









私の質問に、
こいつ何言ってんの。
的なノリで
即答してくる岩さん。









「だって、
直人さんと一晩一緒って
ことは、結局は
合意の上…ってことでしょ？」









そうやって、
うんうん、と１人でうなづいてる。









｢ど…うい…といいますか…、、、｣









同意というか、私には
記憶がない。









まぁ、たしかに
お酒を飲んでたのもあると思うけど。









｢…私、同意というか
記憶にないんです…割と本当に。｣









そういえば、
横から、声が聞こえる。









｢え、一切記憶無いの？｣









正座したまま、
まるで立つ勢いで声を上げる
片岡さん。









｢えっ…ぁ…そうです…｣








ついつい、
片岡さんの、迫力で
言葉がどもってしまったけど
伝えたいことは伝えた。









そういえば、

まじか〜

なんて、言いながら
前に倒れていく。









｢少しは記憶にあるって
信じてたのに…｣









なんて、そう言いながら。

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