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「ていうか。
なんで、破いとんねん。」








入った瞬間。
ジロさんはおこ。







「…会えないと思ってた。
今日。あのモデルさんと1日過ごすって。

そう考えたら。
辛かったし、苦しくって。

破いちゃいました。ごめんなさい。」







そう素直に謝る。







「でも。
ま…マリアちゃんは…どーなったの?」


そうやって聞いてみれば
ため息をついて今まであったことを
はなしてくれて。


「…よかった。」


この1晩で。
何も無いってわかって幸せな気持ちになる。


「で。
岩ちゃんとなんかあったんか?」


「…え?」






良かったと思えば。
次は、私の疑惑。


「なんで?
岩ちゃんとなの?」


そう聞けば。


「なんか、肌の透明感気がするし。

なにより、
岩ちゃんの、ファンやんか。」



そうやって、
少し寂しそうに下を向いて話すから。




私も。ジロさんが
素直に言ってくれたみたいに。

素直に返してみる。







「私。最初からジロさんしか
眼中にいないの。

岩ちゃんファンなんて
嘘だよ?

ジロさんがいい。
私の部屋ジロさんだらけだよ?


それに。
肌が透明感あるのは…

今日、破れたのをバレたくなくて。
すこし早めに来たから。

急いで準備したから、メイク薄めで…。
だから、不細工なんだけど
許してね??」


そう言えば。
ジロさんは笑って。









「そっちのメイクがいい。

ポニーテールも好き。

破ったとこは嫌いやけど。な。

岩ちゃんファンじゃないなら
はよ言って欲しかった。

もう。









電話で毎日連絡したくない。」









「…毎日。
実際に顔合わせたい。

俺が、こんな仕事しといて。
なにゆーとんって話やけど。

リスクを抱えてでも一緒に住みたい。
その、リスクは絶対守るから。

やけん。
これがプレゼント。

もう、絶対。
不安になんてさせへんから。」









私は、ジロさんの
手の上にある鍵を手に取り。

私の手の中でぎゅっとした。









「私も。もちろんジロさんと
一緒がいい。」









今日から同棲生活スタートです。









_____end.

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美紀 - 三代目大好きで臣君と岩ちゃんと今市くん寄りのオール担当ですこの小説最高です更新大変だと思いますが頑張ってください応援してます (2018年2月15日 12時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
舞花(プロフ) - こんばんは♪初コメ失礼します。健二郎くん、マリアちゃんのとこに行ったっきりじゃなくて戻ってきてよかったです(≧∇≦) (2018年1月2日 18時) (レス) id: 06beefc88f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:し ら ゆ き さ く ら | 作成日時:2017年12月30日 1時

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