【HQ】ある日、好感度が見えるようになった。

2.4 ページ10

日向翔陽、56

影山飛雄、49



『え、意外と高い！？』

研磨「一応2人はメインキャラだからね。それにしても結構高いね」

『私もしかして友達と思われてる？』

研磨「多分翔陽は俺とAが仲良くしてるところを見てるから。友達の友達は自分も友達だと思ってるんじゃない？」

『ふーん』



順調なスタートを決めた2人とは別に、1人やたらと好感度が低い人がいた。


『ねぇ！？ツキシマ？くんの、8ってどういうこと！？』

研磨「知らないよ……てか俺もう練習戻るから。」

『私嫌われるようなことしたのかなぁ！？』


ウワーッと頭を抱える。


好感度が低すぎてもゲームオーバーになる。ゲームオーバーになったら、どうなるのか、私にはわからない。


私、こんなに月島くんに嫌われてたんだなぁと肩を落としながら、練習に参加した。



灰羽「Aさーん！ボールくださーい！」

『はいよー。』


あと10分ほどしたら、また試合形式で練習が始まる。


次は烏野高校とやるので、情報収集も含めて気合を入れようと思った。



『研磨ぁ、どうしよぉ〜』

研磨「ちょ、A。あんまりベタベタしてこないで。」

『え、研磨にまで嫌われたら私ショックで立ち直れないんだけど！？好感度00だし……』

研磨「はぁ……だから好感度は関係ないってば。俺が嫌ってたらもうゲームオーバーでしょう？」

『あ、確かに？』


　

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