検索窓
今日:55 hit、昨日:115 hit、合計:82,763 hit

4.6 ページ24

1週間の合宿も折り返し地点まで来た。



朝から練習が始まり、昼にはぶっ通しで試合形式、夜には自主練。



『……体力どうなってんの?』

月島「それには僕も同意です。」





月島は合宿の最初の方と比べて何かが変わってきた。


夜は第3体育館で、クロ、木兎、赤葦を主なメンツとして、自主練に励んでいた。


今日はそこに、シオリちゃんも来ている。


「月島くん、お疲れ様!スポドリ切らしてるなら補充してこようか?」

月島「いや、大丈夫です。」




まったく、このデカ男はデリカシーや気遣いといったものがないな、とつくづく思う。


だからこその高難易度キャラであり、それでも人気キャラの1人なのだ。



赤葦「A、さっき撮ってた動画もう一回見せて。」

『えーっと、これ、かな?』


赤葦の好感度は51まで上がり、同級生なためタメ口で話せるくらいにはなった。

月島はやっと16、やっと16だ。


月島「俺、そろそろあがります。」

「じゃあ私もそろそろ行きます。」

クロ「おう、お疲れ!体冷やすなよ?」

木兎「えぇーッッ!?ツッキーもう一本だけ飛んでよ!」

『木兎さんのもう一本はもう一本じゃないんですよ。月島くんも疲れているだろうし、無理強いは良くないですよ?』



ここ数日間、毎日この3人に付き合ってる月島に少しだけ気を遣ってそういうと、好感度が1だけ上がった。


月島「Aさん、おやすみなさい。」

『うん、おやすみ〜』



体育館から出て行く月島にヒラヒラと手を振ると、他の3人に囲まれる。







黒尾「え?今名指しだった?」

赤葦「いつのまに月島とそんなに仲良くなったの?」

木兎「ツッキーにしては珍しいなぁ!!」

『たまたまですよー』

黒尾「にしては、満更でもなさそうだな!」




まあね、手間暇かけてやっと好感度17まで来たのだ。



これでゲームオーバーの心配もなくなってきただろう、と少しだけ安心した。

4.7→←4.5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (198 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
695人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 音駒 , 孤爪研磨
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

いもり - すっっっごい面白いです!ゲームみたいにテンポがよく進むので読みやすいしちゃんとドキドキイベント挟んでくれるしで最高です(`・ω・´)更新ゆっくり頑張ってください( *˙ω˙*)و グッ! (4月6日 2時) (レス) @page33 id: 20a9a81cbb (このIDを非表示/違反報告)
Snow moon(プロフ) - めっちゃ面白いです!!結構ゲーム感もあるのに、青春感もあってめっっちゃ好きです!!これからも頑張ってください!!! (4月2日 22時) (レス) @page33 id: 18d1ac959a (このIDを非表示/違反報告)
七瀬七海(プロフ) - 名無し42761号さん» ありがとうございます( ; ; )更新頑張りますね!!これからもよろしくお願いします! (4月2日 19時) (レス) id: ffedcbaada (このIDを非表示/違反報告)
名無し42761号(プロフ) - 面白いです、!!続きがとっても気になります! (4月1日 23時) (レス) @page33 id: e8c8cf9499 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬七海(プロフ) - 夏斗さん» ありがとうございます!!ゲーム感を出すのに試行錯誤してます笑これからもよろしくお願いします! (3月29日 19時) (レス) id: ffedcbaada (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:七瀬七海 | 作成日時:2024年3月19日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。