【HQ】ある日、好感度が見えるようになった。

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部屋まで戻ると、女性陣たちが恋バナをしていた。



清水「おかえりなさい。あれ、そのジャージどうしたの？」

『いや、その……そこでツキシマくん？と会って。』



炭酸をぶちまけたことを言うと、みんなに笑われた。


白福「Aちゃんって、意外とドジっ子だよねぇ」

谷地「わ、私もスポドリならこぼしたことありますよ！」

『ってことで、もっかいシャワーだけ浴びてきます……』

「……」



月島は身長が180後半もあるため、ジャージはとてもデカくて、まるで彼シャツ……いや、彼ジャーみたいだった。



「それ、私が洗濯して返しておきますよ。」

『いいよ！申し訳ないし！』



シオリちゃんが気を遣ってそう言ってくれたが、丁寧に断る。


借りたのは私だし、自分で返すのが筋だろう。





清水「でも、月島がジャージ貸すの、珍しいね。」

雀田「月島くん？って、ミドルブロッカーの？」

白福「なぁに？こっちも恋バナ始まる？」


なんて、3年生組が盛り上がっているところを横目に、シャワーを浴びに部屋を出る。



明日の朝までに乾くといいな、と考えながら、暗い廊下を歩いた。

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