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8.1 ページ45

とある高校へ練習試合に行ったとき、ある男の人から話しかけられた。




「すみませんー、連絡先交換しませんか?」


『え、』




少しチャラそうな雰囲気を出した彼は、どうやら3年生の先輩らしく、断りにくかったのでLINEを交換した。



「Aちゃんって言うんだ。俺は孝太、よろしくね。」

『よ、よろしくお願いします。』



孝太さんはLINEを交換するとすぐ自分たちのチームへと戻っていった。



侑「な、なんやあいつ!?」

アラン「Aに惚れたんとちゃう?」

大耳「大胆だったな」

角名「Aにモテ期到来。」

侑「お母さんは許しまへんで!?あんなチャラ男!」

『勝手にお母さんにならないでください。』



スマホを見ると、よろしくと書かれたスタンプが送られてきていた。チラリと相手チームの方を見るとスマホを持った彼がヒラヒラと手を振っていて、少し笑ってしまう。



確かにチャラいけど、面白そうな人だな。





練習試合が始まると、審判をやりつつとあることに気がついた。



対戦相手の高校、かなり強い。




そういえばインターハイの予選ではベスト4には入ってたな……なんて思い出す。


まぁ、ウチらのチームの方が強いけどね!

8.2→←7.3



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作者名:七瀬七海 | 作成日時:2024年3月6日 23時

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