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『はい、仲直りしましょう。』
部活終わりに2人に声をかける。
1週間ぶりにちゃんと話したことに喜んだ2人は土下座をしてきた。
侑「本当にすまんかった!!」
治「ごめん!!!」
北「なんや、ケンカしとったんか?」
『喧嘩というか、こちらが一方的に怒ってただけですけど……』
普段見上げてる2人を上から見下すのには慣れない。早く顔を上げてください、と急かすと2人は涙目だった。
『ぇ、そこまで応えてたんですか?』
角名「こいつら、ここ1週間ずっと元気なかったんだよ」
『えぇ……』
侑「ドン引きしないでぇ」
と、体にまとわりついてくる侑さんをするりと交わして帰る準備を進める。
『あ、許してはいますけどしばらくは接触禁止でお願いします。』
治「接触禁止!?」
侑「なんでや!!!」
『何でだと思いますか?』
ニコッと笑って2人に圧をかける。
まぁ、男の人を一人暮らしの部屋に呼んで、そのまま寝落ちしたウチも悪いんやけどね。反省。
侑「……」
『不貞腐れた顔してもあかんのよ』
治「お、おにぎり。これおにぎりあげるから!」
『おにぎりはいただきます。でもダメなものはダメです。』
アラン「おにぎりはもらうんかい」
赤木「ちゃっかりしとるなぁ」
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作者名:七瀬七海 | 作成日時:2024年3月6日 23時