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6.2 ページ35

侑「スマブラあるやん!対決しようや!」

『コントローラー合計で4つしかないのでみなさん好きにやっててください。』

治「なんや、Aはやらんのか?」

『この食器たちを洗わないと明日地獄を見るので』


それぞれ肉や野菜を満足するだけ食べ終わると、ゲーム大会が始まりそうだった。


角名「手伝う?」

銀島「俺も手伝うで!」

『ん、大丈夫です。キッチン結構狭いんで、先輩方来ると大変なことになります。』


実際、一人暮らしの部屋はあまり天井が高くないため、先輩方が腕を伸ばせば天井に手がつくのだ。巨人は恐ろしい。



治「なぁこの漫画本読んでええか?」

『勝手にしてくださいー』

侑「え、じゃあこのタンス開けてもええか?」

『侑さんは帰ってください』

侑「なんでやねん!」

角名「ベッドの下にお宝とか隠してないの?」

『男子高校生かっ!何もないですよ。』

銀島「おぉ!この教科書懐かしいな、去年使ったわ!」



黙ってゲームをすれば良いものの、ぺちゃくちゃと喋り出す。まぁウチが皿洗ってる間気を使って話を振ってくれているのだろうけど。




『そういえば、みなさん門限何時なんですか?』

時計を見ると昼の14時。お昼から集まったため時間には余裕があるが、一応聞いてみる。


治「本当は18時までだけど申請出してきたから20時までオッケーやで。」

侑「なぁ!後で海行こうや、海!」

『海ですか?着替えは持ってきたんですか?』

侑「持ってきた!」

銀島「こいつ海行く気満々やったんやで。」






こうして皿洗いが終わり、少しだけゲームをすると海に行くことになった。

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作者名:七瀬七海 | 作成日時:2024年3月6日 23時

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