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視点なし
合宿の宿場、稲荷崎高校は寮もあるため、それぞれで部屋を分けて寝るのだが……
とある部屋では何やら会議が開かれているようだった。
侑「あかん!!!Aが可愛すぎるッ!!」
銀島「つい先日まで嫌っていた奴とは思えん発言やなぁ!」
治「いやでも、絶世の美女までとはいかんけど、クラスで1、2を争うくらいの可愛さはあるよなぁ。」
角名「メガネはつけておかないと悪い虫がついちゃうね。」
2年生の4人部屋には、昨今話題の双子とそのチームメイトが、とある女子について話していた。
治「正直俺が最初に仲良くなったんで、他の人は手を出さないでください。」
侑「はぁ!?何言うとんねん、独り占めする気かぁ!?」
治「つい先日Aに酷い目を合わせたやつは入ってこないでくださーい。」
侑「くっ、クソサム!!」
銀島「盛り上がっとんなぁ」
角名「おもしろ」
なんて話していると、グループLINEに一件の通知が。
噂のマネージャーからだった。
“Gが出ました、カッコいい先輩助けてください。”
その後、Gは嫌いだがカッコいいところを見せつけたい漢たちの戦いが始まったのは言うまでもないだろう。
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作者名:七瀬七海 | 作成日時:2024年3月6日 23時