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侑「北さん!お疲れ様です!」
治「なんや、この子。新入生か?」
『(おぉ!本物の宮兄弟!!)』
見上げると、同じ顔が2つ。宮侑と宮治がいた。
北「マネージャー希望やって。丁度ええし、1人くらいおってもええかなって思って。」
北さんがそう言うと、2人の顔があからさまに曇った。
侑「なんやお前。誰狙いや。部活は男探す場所じゃないで。」
『ぃ、いえ、そんなつもりはっ』
治「地味そうな見た目して行動力はあるんやなぁ、でもウチは別にいらんねん」
北「でも審判できる言うとったし、スコア表も書けるんやと。」
侑「そんなんいつも通り控えの選手にやらせたらええやないですか!?」
北「控えの奴らも練習したいときやってあるし、試合中は何よりお前らのプレイを見て学ぶのが1番や。そんな毛嫌いせんといて、そろそろ大人になりや?」
そう北が言うと、2人は納得してないながらも、練習へと参加していった。
北「ほな、後で監督が来たら話つけるから、それまでこっちで見学しとき。ボール拾いできるか?」
『は、はい!できます!』
とりあえず、何とかなりそうだと、北さんについていくと……
お前調子のんなや
とでも言いたそうな双子の目線……
どうやら、前途多難らしい?
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作者名:七瀬七海 | 作成日時:2024年3月6日 23時