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治「Aがそれで良いならええけど、ほんまにええんか?」
帰り道、またもや自分をおんぶして送ってくれてる治さんが尋ねてくる。
侑さんは一応許されてはいたが、まだまだ3年生に説教されているらしい。
銀島「せやで!甘すぎるんちゃうか?」
角名「でもさっきの名演技は面白かったよ。迷演技か?」
『言い直さないでください!……本当は許してないですよ。』
治「じゃあ、なんで……」
こちらをチラッと見た治さんが黙った。
多分今、ウチめっちゃ悪い顔してるんやろなぁ
『その方が、辛いやろ。』
部活をしてる時、私を見て何回も思い出せば良い。何回も後悔すれば良い。
自分がしでかした被害者に同情されたおかげでバレーボールが出来てると、ずっと思い詰めれば良い。
角名「……侑より、こいつの方がよっぽど怖いじゃん。」
『褒め言葉ですか?』
銀島「どう考えても褒めてないやろ!」
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作者名:七瀬七海 | 作成日時:2024年3月6日 23時