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北「なんや、あんたら最近仲ええなぁ」

侑「俺も反省したっちゅうことですよ!」

北「それ自分で言うんか。」



侑さんと部活内で絡むことは元より、学校内で絡むことが断然増えた、増えてしまったのだ。

北さん、助けてください。この人みんなの前で大きな声でLINE交換しよー!って言うし、昼休みになるたびにうちの教室来よるんです。

少し嬉しいのが満更でもないのだ。この前まであんな態度を取られてたため、急に仲良くしようと寄って来られると嬉しくなってしまう。


『ウチめっちゃちょろいやん』

侑「何か言うたか?」

『何でもないです。』



あれだけ治さんのことを馬鹿にしていたが、今では私のお弁当をつまみ食いしてくる。そのため最近は作る量を増やしている。なんなら別でお弁当作ってこようか悩むくらい。


治「あ、ツムおった。またAんところおったんか?」

侑「何やサム。何か用か?」

治「お前じゃなくてAにな。これ、北さんが渡しとけって。」

『あぁ、インターハイ近いですもんね。』

治「インターハイ、今年は優勝すんで。」

『はい、応援してます。』




先日、インターハイの予選を見事勝ち抜いた稲荷崎高校は、夏休み期間中にインターハイの全国大会に出場することになった。



『ウチもサポート頑張ります!』

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作者名:七瀬七海 | 作成日時:2024年3月6日 23時

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