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プロローグ ページ2

中学校最後の大会は、いつも通りそこそこな結果で終わった。



チームメイトには申し訳ないけど、あまり覚えていない。




でも、中学校で唯一忘れないのは、みんなで見に行った春高の稲荷崎の試合。



「あれが宮ツインズだよ!めっちゃかっこいい〜!」

「せやなぁ!サインもらえんかな!?」

「A?どうしたん?」

『……うち、』







稲荷崎のマネージャーになりたい。









私の前途多難な高校生活が始まろうとしていた。

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作者名:七瀬七海 | 作成日時:2024年3月6日 23時

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