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何ラリーかやると、少し左足に違和感が出てきた。
無理は禁物、チラリと烏養さんの方を見ると、すぐに交代してくれた。
『すみません。あんまり点数取れなかったです。』
烏養「いいや、充分だ！」
武田「Aくん。」
『はい、？』
武田「飛べました、ね。」
ニコッと笑う武田先生。
『本当は、怖かったです。』
本当は、ユニフォームが、この13の数字が、とても重かった。
梟谷でも、俺のユニフォームの数字は13だったから、神様は残酷だなぁ、なんても思ってた。
でも、
コートを見る。
青葉城西vs烏野
この試合には出れて良かったと思う。
『少なくとも、みなさんに失礼のないプレイはできたと思います。』
……
そして、烏野は青葉城西に勝利して、決勝戦へと足を進めた。
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作者名：ましあ
| 作成日時：2024年2月29日 19時
