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1回目の合宿が終わり、
夏休みが始まると、本格的に2回目の合宿も始まった。
次は1週間は東京にいることになる。
そのため、荷物を取りにマンションへ帰る。
あれから父さんは仙台と東京を行き来しているらしい。
俺は父さんの目撃情報が入れば、同級生の家に泊めてもらい、母さんとは半別居状態だった。
「もしかしたら、今日はあいつが来るかもしれないから、荷物取ったら早く友達の家に行きなさい。母さんは残業で遅くなるから。」
さっき電話した時にそう言われて、急いで荷物をまとめる。
今日はバスで日向の家まで行く。
日向の妹の夏ちゃんとはすっかり仲が良くなってしまった。
『……』
タンスを開くと、ずっと奥にしまってた、梟谷のジャージが見えた。
……もう、これを着ることは無いけど、でも。
『梟谷のバレーボールは楽しかったよ』
俺は前に比べたら、ちゃんと向き合えるようになったらしい。
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作者名:ましあ | 作成日時:2024年2月29日 19時