ラジオなカノジョ

西山宏太朗の場合 ページ26

『この前うちの宮寺がナンパされてたんですよ。』

「あのお色気娘めっ」

『一緒に映画を見に行ったあと、パシられてコーヒー買いに行ったらチャラめのオニーチャンに絡まれてて』

「それはもう西山くんがぶっ飛ばしに行くしかないですよね！」

『僕3秒で宇宙の彼方に飛んでいきます。』





『そのオニーチャンがやたらとしつこくて。』

「ネッチネチ系オニーチャンだね」

『それはもうジャンルが変わってきますよ(笑)』

「新ジャンル確立(笑)」




『もう話が進みませんね！ちょっとこれからなるはやでいきますよ！』

「なるはやとか最近言わないっしょ(笑)」

『はい無視しまーす(笑) そのオニーチャンがね、あまりにもしつこいもんでアカリもイライラしてた訳ですよ、僕が影であわわあわわ。』

「想像できるね(笑)」

『そこでアカリが急に立ち上がり、僕の腕を掴みそこへ連れていき《わたし旦那いるんでっ！》っていう盛大なウソをぶちかましたんですよ。』

『そしたらさっきまでの威勢が嘘のようにだっ、旦那さん…？って、見てるこっちが可哀想になるくらいしょぼくれて帰っていきました(笑)』

「それは最終的にアカリが悪いことになっちゃうよね(笑)」

『《わたしって罪なオンナ……》みたいな顔でしたよ、アレは(笑)』

「オニーチャンが可哀想って話(笑)意外とピュアだったんだね(笑)」

『いやぁー見かけに寄りませんね、人は(笑)』

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長らくお待たせしておりました西山くんです！
お納めください……

sayaさんのリクエストです。
ありがとうございます！

シリーズ化作品ならなら上げられずすみません。
今事務所をどこにするかで凄く悩んでおります。
誰か力を貸してください……

江口拓也の場合→←鈴木裕斗の場合

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