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十時間目 ページ11
そう言って、英はまた大輝の頭を撫でた。
(…何か、ガキみてぇ。いや、ガキだけどさ？)
なんだかくすぐったいような、複雑な気持ちになる。
｢ねぇ、大輝くんはその日誌、渡しに行かなくていいの？｣
あと、10分で昼休み終わっちゃうよ？と。
大和のその言葉を聞いて、大輝は弾かれたように駆け出した。
｢うわ!?さーせん、失礼します！｣
そして廊下に残されたのは、英と大和の二人。
｢…英先生、随分と大輝くんと仲がいいんですね？｣
｢そうですか？私は誰とでも仲良くしてますよ｣
｢初対面の生徒の頭を撫でるのは、そちらの国では普通だったんですか？｣
｢いいえ？彼だから、ですよ｣
英は、不敵な笑みを浮かべる。しかし、その視線の先の大和は、顔色一つ変えない真顔で返した。
｢…大輝くんは、大輝くんですから｣
あまり馴れ馴れしくしないでください
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赤林檎(プロフ) - nowa-ruさん» あ、あああありがとうございます！更新とか遅いかも知れませんが、よろしくお願いします!!頑張ります!! (2018年4月26日 19時) (
レス) id: 31ca2c0948 (このIDを非表示/違反報告)
nowa-ru - めっちゃ面白かったです！応援してます！これからも頑張ってくださいね！ (2018年4月26日 18時) (レス) id: 3c667cfde4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤林檎 | 作成日時：2018年4月20日 18時
