人気声優だけど、オタクです。

察した先は ページ33

雨ちゃんが迎えに来て車へ乗り込む。

二人きり沈黙が怖い。

『あのー。雨ちゃん？？』

夜野「ん？」

『さっきの電話はもしかしてなんだけど西山さんに聞かれてたってのはないかな？？』

少しの希望を抱いて聞く

夜野「バリッバリに聴かれてたけどなんで？？」

まるで聞かれているのが当たり前のように返事が帰ってくる。

私の希望は打ち砕かれた。

『なんでスピーカーにしてるのぉぉぉぉ！！』

夜野「えっ？なんでスピーカーじゃないと思ったの？www」

『いや、ふつうぅ思うじゃん？！スピーカーじゃないと思うじゃん？？』

夜野「えーそっかぁー(棒)」

『なに？そなぼーよみぃ？？絶対西山さんにキモチ悪いっておもわれたやん！？』

夜野「大丈夫。おもわれてないからwwwww
あっ着いたよ。」

『ありがとう！！！！！！！』

入口の前でおろしてもらって
雨ちゃんは車を駐車場におきにいった。

えっ、まって。あんな恥ずかしい事を聞かれた西山宏太朗に1人で会いに行くの？

えっ？えっ？

？「雪ちゃーーーん！！！」

えっ？

横からいきなり抱きつかれ
転びそうになるのをぐっとおさえる。

『なっなんで？西山さんが？！』

西山「いやー嬉しいこと言われたからお迎えに来ちゃった♡
僕も雪ちゃんの声聞けてラッキーだったよ！！」

にっしーが最高の笑顔で最高の声で最高の一言を言ってくれた。
やっべ、今日死んでもいい。。

なに？お出迎えって…嬉しすぎる(泣)


『あ...ありがとうございます.....』


「ぎゃっ！かわいっ」っと言うとにっしーはギュッと抱きついたまま離れない。

やばい...まじで死ねるかも...



はぁ〜♡いい香り♡

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