癒し、癒され 中村side ページ31
仕事が長引いて終わるのが遅くなってしまった。
ガチャ
静かにドアを開ける。
『おかえりなさい。ゆーいちさん。』
眠そうな顔をした雪が立っていた。
中村「ただいま。まだ起きてたのかよ。」
『うん...待ってたの...』
チラリと時計を見ると1時を回っていた。
中村「ありがと。お前明日早いだろ?
もう寝ろ。」
そう言って雪の頭を撫で自分の部屋に行こうとすると、
『まって...』
服の裾を掴まれ止められてしまった。
すこし潤んだ目で見られると断れない。
少しだけ聴いてやるか。
俺がソファーに座ると雪が俺に寄りかかるように座る。
『今日ね、そーくんと梅ちゃんとなっちゃんとLINE交換したの』
中村「そうか。お前壮馬くんのメールアドレス持ってなかったけ?」
『メールとLINEは違う。
それでね...』
今日嬉しかった事を眠そうなゆっくりとした声で話される。
俺が下野とたつに頼んだから、内容はほぼほぼ聴いている。
ただ、こいつのこの声を聴くと何故か癒さる。
『あとね、さくらいさんにかわいいっていわれたの』
中村「は?」
『しもんぬともたっつんともすこしだけなかよくなれたよ...』
中村「いやいや、その前の話俺聞いてな...て
寝てるし。」
限界だったみたいだ。
本当、黙ってれば美人。
てか、まつ毛長!
櫻井さんがかわいい...か。
次会ったら聞いてみようかな...
そう考えながら俺は雪を部屋まで運んで
スマホのわかりやすいパスワードを、開け。
目覚ましをセットする。
ざっと、7時...7時20分くらいかな。
中村「それじゃ、おやすみ。」
俺は雪の頭を撫でて小さく呟いた。
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ライ(プロフ) - ぴのさん» ありがとう〜!私もぴのの書く夢小説めっちゃすき!!がんばりまっす! (2019年2月21日 15時) (レス) id: ca1d235a29 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - お気に入り登録者190人突破おめでとうございます!!ライちゃんが書くやつすっごい面白くて、この作品の更新もいつも楽しみにまってます!これからも頑張ってね!! (2019年2月20日 19時) (レス) id: 0c44fc2009 (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - 雨さん» コメントありがとうございます!ムフフ分かってくれますかwwもっとオッフ増やせるように頑張りますね! (2018年12月29日 8時) (レス) id: b00cf7e2e0 (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - ラカさん» コメントありがとうございます!!私も大好きなのでこれから登場を多くしてきたいと思います!ほんとありがとうございます!! (2018年12月29日 8時) (レス) id: b00cf7e2e0 (このIDを非表示/違反報告)
雨 - 西山さん可愛いすぎるし、梅ちゃんのデレ顔............もうオッフしかでてこないわ (2018年12月29日 8時) (レス) id: c38e501463 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ライ | 作成日時:2018年5月24日 10時