空回りしちゃってますよ今井さん。

おはな ページ10

理子『そういえば、またお花買ったの？』


「たまたまよったら素敵なのがあったの」


理子『とか言いながら、まーたかすみ草？』


「でも、好きなの」


理子『たしかに、綺麗だけど私はもう少し豪華なお花の方がすきだわ』


「たしかに理子には向日葵とかの方が似合うと思うわ」


理子『Aにそう言われるとなんだか嬉しいわ』



あー、もうかわいい、


隣に座ってる三橋、ニタニタしやがって



理子『三ちゃんどうしてそんなに変な顔しているの？』


三橋『変な顔なんてしてねーよ別に俺は普通だ』


「あ、もうこんな時間」


理子『今日はお稽古日だったわねA』


「三橋くん今井さん私はそろそろ失礼しますね 理子もじゃあ」


理子『うん また明日ね』



まてよ、Aさんがもう行ってしまうということか？


それはまずい、


今井『あー、俺も今日予定が、俺も失礼します』



三橋『今井本当か？』



くそ、三橋のヤツめ俺を疑ってやがる



理子『ほら三ちゃん今井さんも忙しいのよいくら寂しくてもそんな事言わないの』



三橋『別に寂しいわけじゃねーし』





とりあえず俺は急いでサ店を出てAさんの元へ行った



今井『Aさん』


「あ、今井さんどうかしましたか？」


今井『いや、実は俺も用事がありましてなので途中までご一緒しようかと』


「それならぜひ」


今井『ちなみに、お稽古はなにをされているんですか？』


「今日はお茶です」


茶道ですと、！


「でも、明後日はお花のお稽古で」


華道まで、


やっぱり、素敵な人は素敵なことをして育っているのか


今井『それは素敵ですね』


「ありがとうございます」



今井『そ、そういえば、今日はありがとうございました』


「いえいえ、体調の方はもう大丈夫ですか？」


今井『この通り元気です』


「よかったです でも、今日は安静になさってくださいね？」


今井『Aさん、優しいですね』


「そうですかね？笑 ありがとうございます」

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