明日のデートはどこに行こうか。 Fuma.K

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side風磨


Aには、聞きたいことがありすぎる


風磨『体調は大丈夫なの？』


「うん、たぶん大丈夫、むしろ」


風磨『むしろ？』


「むしろこの状態の方がたくさん動けるみたい」


風磨『どゆこと？』


「私、元々心臓が弱くて、体育の授業とか、最後にやったの小学生だし…あんまり遊びにも行けなかったの｡」


風磨『辛かったんだ、、』


「でも、周りのみんな優しかったから、まいにち幸せだったよ？ニコッ、周りの人に甘えすぎちゃったのかもね、だから、今回のことはしょうがなi」
風磨『それはない、しょうがないとか、ないだろ？』


「ごめんね、つい弱気になっちゃって…」


風磨『よし！、俺がAをいろんな所に連れてってやる、』


「え？、いいの？」


風磨『この俺が言ってんだ、俺とデートできんだぞ？』


「ふふっ//ありがとうニコッ」



風磨『明日のデートはどこ行く？』



「風磨くんの行きたいとこでいいよ？ニコッ」


風磨『そういうの気持ちだけでいいから、行きたいとこ言えよ？』


「じゃあ水族館！」


風磨『わかった、じゃあ明日は水族館な』


「うん！」




風磨『てか、Aって、寝るの？』


「うん、一応寝るみたい」


風磨『みたいって、なんだよ笑』


「だって、まだわかんないんだもん、探り探り生きてるからさ？あ、生きてるのかな、？」


風磨『死んでなかったら生きてんだろ』


「そっか、だねニコッ」


なんか、少し悲しそうな笑顔、



俺に、変えられるかな



そう思ってたら


Aは寝てる



「スースースー」



風磨『寝んのはやっ、笑』


よく見るとAって、



風磨『かわいい、んだな、』



でも、この時は少し忘れかけていた



俺はAの髪を撫でようとしたら



スゥｯ


そっか、



触れないんだ……

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