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流星side

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流「キス、してええ?」


そう聞くとAは素直に応じる。

Aとキスするのはこれで三回目。初めてキスしたのも、こうして誰もいない日だった。


あの日、ジャニーさんから話を聞かされたあの日から俺達はAといい関係を築いていけてると思う。


Aは第一印象と変わらず可愛い。肌は真っ白やし、強く抱き締めたら折れてしまいそうで、見失えばもう二度と会えないんやないかっていう儚さがある。


ま、中身は少し想像と違ったけどな。
あぁ、いい意味でやで?笑


サバサバしてて、望としげの扱いがうまい。マネージャー業はそつなくこなすし、周りへの気配りも欠かさない。

そんなAだからこそ、出会って日が浅くても、メンバーはAを信頼して、慕っている。


俺も例外やない。


貴「りゅうせ…そろそろ」

流「だーめ」


息継ぎの仕方をあまり知らなそうな慣れていない様子のAが苦しそうにやめてと訴えてくる。

Aこれでもまだ上手になったほうやねんな。


一週間前、大きな荷物を運ぼうとしていたAを手伝おうと思い声をかけた。


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___

流「1つかしてみ?俺が運ぶ」

貴「え、大丈夫!これも私の仕事だから」


ほっそい体で何言うてんねん。絶対俺が持ったほうがええのに。

すぐに甘えず頑張ろうとするAをもっと助けたくなった俺は、重なってるダンボールの上の方を持ち上げ有無を言わさず運んだ。


貴「流星くんありがとう!」

流「おん。てか、流星でええよ。」


そんなくすぐったい会話をして、戻ろうとした時だった。

目の前でAが足を滑らせて転びかけた。俺は咄嗟に腰を掴み支える。

その腰のあまりの細さに驚いたのを覚えてる。


貴「びっ…くりしたぁ。今私なんもない所でこけかけた?」

流「びびったのは俺や。なんもない所でコケるなんて。あ、怪我ないか?」

貴「流星が支えてくれたから大丈夫。ありがとう」


電気が消えている薄暗い部屋。廊下の明かりが少し差し込んでいるだけのその空間。

腕の中にある細いのに柔らかい感覚と、茶色く澄んでいる瞳に俺はガッツリ惹き込まれていった。


__ちゅ


貴「え…」


Aの驚いた顔にはっとする。


流「俺今キスした?」

貴「なんで流星が聞いてるの笑」


Aがあまり綺麗に笑うから、頼んでもう1度キスをした。次は深く。

Aは断らなかった。いや、断れなかったんかな。

それが俺らの初めてのキスやった。




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青,桃寄り虹色ジャス民 - 嫌だ嫌だ〜!面白すぎて嫌だ〜!←(笑)本当、セイアさん天才です。( ☆∀☆) (2019年2月20日 20時) (レス) id: eca35ec988 (このIDを非表示/違反報告)
セイア(プロフ) - リンリンさん» 嬉しいです!ありがとうございます(^ ^)頑張りますね! (2019年2月18日 2時) (レス) id: dbc3e4a0c1 (このIDを非表示/違反報告)
リンリン - この小説おもしろいので更新お願いします! (2019年2月16日 18時) (レス) id: eaceb60601 (このIDを非表示/違反報告)
セイア(プロフ) - ぴーちぃさん» ありがとうございます!神ちゃんのSが描きたいのに中々難しくて苦戦中です(;_;)更新頑張ります! (2019年2月16日 8時) (レス) id: dbc3e4a0c1 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーちぃ(プロフ) - 神ちゃんのSはレア!更新楽しみにしてます! (2019年2月15日 10時) (レス) id: 1a39a279d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セイア | 作成日時:2019年2月7日 19時

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