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そして出発し始めたバスは、やっぱり賑やかだ
それにしても、人命救助訓練かあ
個性によって、得意な場面と不得意な場面があるだろうから、どう活用していくか、だな
よし！
A「頑張ろうね！焦ｔ...」
え？寝てる、？
あれ？バス出発してから5分もたってないよね？
....疲れてたんだなあ
それにしても顔が良いねホント！いつもはちょっと凛々しい？感じだけど、寝顔はこんなかわいいんだ
てかなんか3年くらい若返ってない？？あれ？イケメンって寝ると若返るの？？
そんなバカなことを考えながら焦凍くんの顔面を拝めていると、頭がふらふらしていることに気付く
え！？どうしよ、このままだと焦凍くんの大事な首が悲鳴をあげることになる！！
でも私の肩に寄りかからせるのはなんだか申し訳ないし、どこぞのファンに刺されそうだし、、、
そう悶々と考えていると、右の肩にとすっというかわいらしい重みを感じた
ｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞと音を鳴らせながらそちらを見ると、なんと尊いお顔が見事に肩に着地していた
やばいやばい焦凍くんという名のイケメンが私のかかか肩にいいい！！
ﾄﾞｸﾄﾞｸと鳴りやむことのない心臓に、どんどん考えることができなくなっていく
ひんぎゃあと込み上がってくる悲鳴であろうものをなんとか飲み込み、私は素数を数え始めた
虚無虚無虚無虚無虚無虚無虚無虚無
まあそんなことしても焦凍くんの香りがするわ寝息が聞こえるわで無事死 亡した
くっそうどうしろってんだ！！と焦凍くんのお顔を睨みつけると、そこには気の抜けた、気持ちよさそうに眠る焦凍くん
....なんだか馬鹿らしくなってきたな
A「、おやすみ」
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作者名：メル | 作成日時：2024年3月15日 23時
