今日、好きになりました。【THE RAMPAGE】

手鏡 ページ41

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里沙×樹



樹 「お揃い買いたい。」
里沙 「いいよ。何にしよう。」


楽しそうに商品を見る里沙に対して、樹は商品を見ず里沙の横顔を嬉しそうに見つめた。


里沙 「あ、これなんてどう？……ってどうしたの？」
樹 「…いや別に、楽しそうだな〜って。」
里沙 「そんなにはしゃいでた？」
樹 「はい。可愛かったです。」
里沙 「…不意打ちずるい……」


里沙はため息混じりに笑って照れた。



Niki 『里沙ちゃん可愛い笑』

井上 『樹といると素が出てる感じがするんだよな〜。』



樹 「で、どれ？」
里沙 「そう、これ。この鏡可愛くない？」
樹 「いいと思う。」
里沙 「…でも樹くん鏡なんて使う？」
樹 「里沙ちゃんとお揃いならなんでもいい。」
里沙 「本当？じゃあこれでいい？」
樹 「うん笑」


里沙が嬉しそうに折りたたみの手鏡を2つ取り出し、それをみて樹がふ と笑った。


レジが少し混んでいたので並んで待つことに。


樹 「今日のグループ分けで気持ち変わった？」
里沙 「北ちゃんと話したけど変わらないかな。」
樹 「そっか。俺も変わらない。里沙ちゃんだけ。」
里沙 「ありがとう。樹くんって一途だよね。」
樹 「んー、まあ。いいなって思ったのが1人だったから。」



Niki 『樹くんこういうこと言えちゃうの凄いですよね。』

井上 『樹強いな〜』



樹 「明日絶対2ショットしよう。」
里沙 「そうだね。一番最初に誘うね笑」
樹 「俺の方が先に誘う。」
里沙 「いや、私だね。」
樹 「じゃあどっちが先に誘えるか。誘えなかった人が、言うこと聞く。」
里沙 「質問とか？」
樹 「その他いろいろ。」
里沙 「わかった。絶対負けないから笑」
樹 「こっちこそ。」





里沙 「樹くんとお揃い買いました。今の気持ちは…、壱馬くんの方が強いのかな。でもほんのちょっとだけ。じゃあなんでお揃い買うのって言われそうだけど、今は二人のこと知りたいし…。樹くんの好意を拒否できない。」


「今話したいのは？」


里沙 「樹くんかな。話したいって方では樹くんが強いです。でも壱馬くんとも話さないといけないので、時間の使い方気をつけないとって思ってます。」





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