今日、好きになりました。【THE RAMPAGE】

笑顔 ページ28

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遥×北人


先程里沙と北人が座っていたベンチに腰をかけた。


遥 「釣りもっといっぱい釣りたかったね。」
北人 「それな笑 釣りの難しさをサイパンで学んだ。」
遥 「学んだね笑」
北人 「悔しかったな〜」
遥 「あのさ、聞きたいことあるんだけど。」
北人 「何？」
遥 「好きなタイプ教えて欲しい。」
北人 「波長が合う人かな。あとよく笑う人。」
遥 「お〜。じゃあ笑っておかなきゃ。」


遥はそう言うと自分の人差し指で口角をきゅっと持ち上げた。



Niki 『可愛いな。遥ちゃん可愛い。』



北人 「遥ちゃんは？」
遥 「私は……その場を盛り上げてくれる人。」
北人 「あー、いいよね。…そういえば朝さ、俺寝起きでテンション低くてごめんね？」
遥 「朝？あぁ、大丈夫だよ笑」
北人 「せっかく誘ってくれたのにヤな奴じゃなかった？笑」
遥 「うんー、ちょっと思ったかも笑」
北人 「む、なんだと？」
遥 「嘘だって。そんな変な顔しないで笑」


北人の眉をひそめた顔を見て遥はクシャッと笑った。


北人 「遥ちゃん見た時、俺が普通の時だったらテンション合いそうだなって思った。」
遥 「本当？今合ってる？笑」
北人 「合ってるわ笑」
遥 「合ってるね。笑い止まらない笑」


笑ったまま二人で顔を見合ってから、二人はまた笑った。


遥 「北ちゃん以外で呼びたいかもとか言ってみたり…？」
北人 「北ちゃん以外？なんかあるかな。」
遥 「ほく、と…？」
北人 「北人？」
遥 「北人、にしようかな…」


遥は少し上目遣いでいたずらに微笑んだ。


北人 「いいよ。」
遥 「じゃあ、私のことちゃん無しで呼んで欲しい。」
北人 「…はるか。」
遥 「何ですか？」
北人 「恥ずかしい…んだけど？」


北人は照れ隠しするように口元を手でおおった。



井上 『遥ちゃん呼び方Aちゃん越したで。』

Niki 『遥ちゃんすごい積極的ですね。かっこいい。』




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