セーラームーン太陽の戦士2 (ページ9)

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59話ページ9

一同は勝手に敷地へ入る。

美奈子「どーでもいいけど、こんな広いのに誰もいないのね。」
レイ「ねぇねぇ、なんかこの辺に何気なーく置いてある石とかって、すんごい高かったりして！」

レイは石を見ながら言う。

夜天「それは石じゃなくて現代彫刻だよ。」
あかり「は、はぁ。」
うさぎ「え？ほんとに高いの？」
夜天「直1500万。」
あかり「ええー！！」
レイ「うわっ！！」

レイがぶつかって倒れそうになった彫刻。

夜天、レイ、あかりが抑えた。

あかり「ふぅ。ちょっとレイちゃん！」
レイ「ごめん、ごめん！」

家の中を見ると高そうなものが沢山。

夜天「すごい…」

すると中からちびちびの声が聞こえる。

ちびちび「あはっ！いひっ！いひひ〜」
うさぎ「ちびちびの声だ！」
おじいちゃん「さぁ、今日は何して遊ぼうかな？」
ちびちび「ちびち〜び、にーんぎょ！」

ちびちびは年のいったおじいさんと話している。

美奈子「人がいたのねぇ」
まこと「なんか、ちょくちょく遊びに来てる様子だな。」
おじいちゃん「お人形遊びがいいのかい？」
ちびちび「い〜い」
夜天「そうか！あの人形はやっぱりジュモー」

人形を見た夜天は呟く。

レイ「何それ…」

レイはすごい顔になる。

亜美「ジュモーって言うのは、1000万はくだらないと言われている、アンティークドールのことよ。」
うさぎ「えぇ！？1000まんんん！？」
あかり「亜美ちゃんもよく知ってるね…」
うさぎ「ひょっとして！あのティーカップなんかも何たらの何とかだったりして…！」
大気「ウエッチロッドのジャスパーウェアですね」
うさぎ「お？」
あかり「なんだそりゃ。」
美奈子「それって高いってこと…？」
夜天「ティーカップ1客で10万位かなー」
うさぎ「ひぃーーーーーっ！」

うさぎは青ざめる。

うさぎ「お願いだから割らないでよ…？ちびちびぃ…」

するとおじいちゃんはうさぎ達の方を向く。

夜天「あれは…」
星野「げげっ！マジ…？」
美奈子「誰がゲジゲジ眉よぉ〜？」

美奈子はニヤニヤしながら言う。

あかり「あは、あははは！」

あかりは大爆笑。

星野「あかり！声でかい！」
あかり「あ、ごめん。。」