セーラームーン太陽の戦士2 (ページ7)

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57話ページ7

クラウンでお茶をする6人。

亜美の母が働いている病院のみさちゃんという子の話をしている。

レイ「そんなに重い病気なの？みさちゃん」
亜美「えぇ。とても難しい病気らしくて。日本にいるお医者さんで治せる人がいないくらいなの。」
皆「ええ！？」
亜美「それで今度、世界的な名医がアメリカから手術に来るんだけど。」
あかり「ねぇねぇ、みさちゃんってだれ？」
まこと「あぁ。、亜美ちゃんのお母さんが務めている病院に入院してる女の子さ。」
美奈子「スリーライツの大ファンって女の子でしょ。」
あかり「へ、へぇ。」
亜美「みさちゃんね、手術をすっごく怖がってるの。手術をしても助からないんじゃないかって思い込んでるのよ。」

亜美は悲しそうに言う。

亜美「それで！そんなみさちゃんを勇気づけてあげたくて何かプレゼントをあげたいんだけど何がいいのか分からなくて…」
うさぎ「ねぇ！みさちゃんってスリーライツのファンなのよね？だったら！飛びっきりのプレゼントがあるじゃない！」

うさぎがニヤニヤしながら言う。

放課後うさぎは大気を連れてみさちゃんのところへ行った。
その頃、あかりは部活に燃えていた。

みさちゃんが倒れたというのを聞き、うさぎとあかりは大気を探した。

うさぎ「大気さん！みさちゃんが、みさちゃんが倒れたの！」
大気「ええ！？」

大気は歩道橋で雨に濡れていた。

あかり「はい、傘。」
大気「ありがとうございます。」

急いで病室に向かう3人。

みさ「え、描けなくなっちゃった」

あかりと大気はみさちゃんの書いた絵を見て驚く。

あかり (お姉ちゃん！！？)
大気「こ、これはプリンセス！」
みさ「スリーライツの歌を聴いてると、必ずこの、女の人が浮かぶの。心が、温かいものでいっぱいになるの」
あかり(ちゃんと、伝わってるんだね。スリーライツの歌…。)

あかりはスリーライツの歌っている姿を思い出す。

そこに看護師が入ってくる。

看護師「失礼します至急手術を行います」

みさちゃんの手術が始まった。

夜天、星野も駆けつける。

手術中のランプが消えて、医師が出てきた。

医師はグッとサインをした。

うさぎ「やったーー！」
あかり「よかったー！」
医師「彼女はとてもよく頑張りました。あの小さな身体でね。彼女が、このとても難しい手術を成功させたのです。」

それからみさちゃんは元気になって、絵も完成したのだった。