セーラームーン太陽の戦士2 (ページ46)

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96話ページ46

3人ははるかの車に乗る。

みちる「あかり、本当にあの子達のプリンセスの妹なのね…。」
あかり「…うん。」
はるか「希望の光だか何だか知らないが…傷つくのは…自分自身なのに。」

はるかはうさぎを思い浮かべながら言う。

みちる「敵の狙いは彼女と、あかりのスターシードですものね。」
あかり「あのね…、はるか達が星野達の事良く思わないのは分かるよ。でも今、銀河はほとんどがギャラクシアに滅ぼされて、この星だっていつ襲われるか分かんない。私だってこの星を守りたいし、うさぎも守りたいけど、私もお姉ちゃんも銀河を救いたいの。でも私達だけじゃそれは出来なくて…はるか達も、うさぎ達も含めて皆んなで1つになればギャラクシアを倒せるはずだから…だから…」

みちる「あかり…」
はるか「あかり、僕達の使命が分かってて言ってるのか…？」

はるかは低めの声で静かに言う。

みちる「はるか…？」
はるか「本当…僕達のプリンセスは甘ちゃんだな…。信用出来ない奴らと協力するなんて、出来るものか…。」
みちる「そうね…彼らと共に戦うことは出来ないわ…。ごめんね、あかり。」
あかり「そうだよね…。分かってたよ…でも私…もううさぎが悲しむ顔…見たくない…。皆んなが言い合って…元気が無いうさぎ見るの辛い…」
はるか、みちる「…」

2人は言葉が出ず、沈黙が続いた…。