セーラームーン太陽の戦士2 (ページ43)

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93話ページ43

クロウ「よしよしいい子ね！」

クロウは光の球を発射する。

サン「うさぎ！！！」
ムーン「うわ！」

サンは走ってセーラームーンを突き飛ばし、バリアを張った。

ヒーラー「あかり…！！」
ムーン「どうして…！」
ファイター「やめて！！！！」

しかし、サンのバリアは破壊され、光の球はサンに当たった。

サン「うあああああっー！！！！！」

キラキラ

サンの額の上にはうさぎの銀水晶のような花型の赤オレンジに輝くスターシードが現れていた。

クロウ「すごい…これが真のスターシード…」

クロウはあまりの輝きにみとれている。

あかりは変身が解け木の下に倒れた。

ヒーラー「うそ…うそよ…」

その時、ティンにゃんこよ光の球がブラックホールにあたった。

にゃんこ「はははは！なるほどね。こういうことだったわけ」
クロウ「きさま…」
にゃんこ「あなたとはお友達になれると思ったけど残念だわ。私からギャラクシア様に伝えておくから安心して。」
クロウ「こんな事で死ぬの、この私が、、ごめん、セイレーン。」

クロウはブラックホールにのまれた。

にゃんこ「早いところスターシード持って帰らないとヤバイみたいね。」
ジュピター「やらせないよ」
マーキュリー「そうよ、守ってみせる。」

皆んなは立ち上がる。

ちびちび「だめ」
にゃんこ「どきなさいよ。」

あかりの横に立ちはだかるちびちび。

するとあかりもちびちびもブラックホールにのみ込まれてしまった。

ムーン「あかり！！！！」
にゃんこ「ああ、極上のスターシードが。こりゃ、おいとまするしかないわね。」
ヒーラー「よくもあかりを！！！プリンセスの手がかりを！」
にゃんこ「何訳わかんないこと言ってんのよ。それよりもあんたたちも早く逃げたほうがいいんじゃない、あの暴走もうとまらないわよ。」

電話ボックスに入るティンにゃんこ。

その時、ちびちびが香炉を掲げ、ブラックホールは消えていた。

ファイター「まさか…」
にゃんこ「何者あのあいつ…ブラックホールを消しちゃうなんて！」

ティンにゃんこは逃げた。

あかりは上空に浮かびあがり、スターシードが戻っていく。

ファイター「この波動、間違いない、プリンセス！」
あかり「お姉ちゃん…？」

あかりはゆっくりと目を開ける。

火球プリンセスがあかりを抱いて、地上に降り
ていく。