セーラームーン太陽の戦士2 (ページ36)

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86話ページ36

6人はクラウンで集まる。

うさぎ「へえ～、がんばってるね、スリーライツの3人。」
まこと「学校の方に来ないのは、芸能活動が忙しいからなんだね。」
美奈子「芸能活動…。」

美奈子は下を向く。

美奈子「でもさー、学校も大切だよね～。若いうちは勉強しないと、勉強。いろいろな可能性の扉を開くためにもね！」
あかり「え？美奈子？」

あかりだけでなく皆んなが驚く。

美奈子は立ち上がる。

美奈子「さー、帰って勉強しないとうさぎちゃんの追試仲間になっちゃうからな～。」

そして店から出ていった。

うさぎ「なによ！」
あかり「ねえ、美奈子どうしたの？」

あかりはアルテミスに聞く。

アルテミス「前々から目指していた、オーディションの二次審査まで合格していて。あとは最終審査だけなんだけど、こんな時だし…。」
レイ「そうだったのね。」
アルテミス「その最終審査に合格すると、今人気絶頂の音楽プロデューサー、諸星卓哉がデビュー曲を作曲してくれるんだ」
まこと「うわー、すごいじゃないか。もうアイドルは約束されたようなもんだ！」

その頃のスリーライツ
大気「この間、プリンセスの香りを感じました」
夜天「ほんと？」

夜天は嬉しそう。

星野「どこでだ？」
大気「月野さんと、あの子供から…。あかりも感じていたようです。」
夜天「あかりも…？」
大気「たしかに、そう感じたのですが…」
星野「俺たちの前に現れることのできない理由でもあるのかな。」

星野は悲しそうな顔になる。