セーラームーン太陽の戦士2 (ページ33)

今日:11 hit、昨日:1 hit、合計:74,347 hit

83話ページ33

うさぎ「知らなかった。スリーライツとあかりの星が、あんな風に滅びていたなんて…。」

コンサートの時に星野を通じて見た、星から滅ぶ様子を思い出して凹むうさぎ。

1人、部屋で音楽を聴いている。

そんなうさぎに電話する美奈子。

美奈子「もしもし、うさぎちゃん？今日さ、ゲームイベントがあるのよ。行かない？ゲームただでやり放題だって。」
うさぎ「ごめん、今日はそんな気分じゃないんだ。」

あっさり断られる美奈子。

亜美「最近特に落ち込んでるみたいじゃない？」
ルナ「遊園地でスリーライツのコンサートを見に行ってからなの。最近様子がおかしいのよね。」
まこと「スリーライツか、うさぎちゃんのこと、嫌ってたみたいだし。」
亜美「うさぎちゃんは、そんな子じゃないのに。」

2人は切なそうに言う。

まこと「わかんないのかなぁ。彼らには」
レイ「そういえば今日あかりちゃんは？」
美奈子「あかりにも電話したんだけど出なくて…。」

その頃のあかり

ベランダで黄昏れている。

あかり(うさぎ、大丈夫かな…。あれから本当に星野達とも会ってないらしいし…。)

そこに赤い光の蝶が飛んでくる。

あかり(この香り…懐かしい。。)

まこと「あかりちゃんもスリーライツと同じ星から来たって言ってたな…。」
亜美「どうして言ってくれかったのかしら…。」
レイ「あかりちゃんだけがお互いの正体を知ってたわけよね。。」

皆んなは火川神社で泣きながら話していたあかりを思い出す。

美奈子「でもあれだわ、私、スリーライツの正体を最初から知ってたら絶対仲良く出来なかったと思うわ。」
まこと「確かにね。」
亜美「きっと分かり合えるわよね。」
美奈子「何かいい方法ないのかしら。」
レイ「でも、会ってくれないんじゃどうしていいんだか…」