セーラームーン太陽の戦士2 (ページ30)

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80話ページ30

あかりはうさぎの家に行く。

ピンポンを押すと玄関からルナが出てくる。

あかり「ルナ…うさぎは？」
ルナ「うさぎちゃんなら星野君に会いに行ったわ。」
あかり「星野に？！」
ルナ「どうしたの？」
あかり「うさぎに話したいことがあって…。」
ルナ「メガロポリスのスリーライツのコンサートよ。」
あかり「え？ありがとう！ルナ。」

あかりはメガロポリスに向かった。

うさぎ「チケット売り切れだなんて、どうしようライブ始まっちゃうよ。」
あかり「うさぎ！」
うさぎ「あかり？！どーしたの？」
あかり「うさぎに話したいことがあって…うさぎライブ見に来たの？」
うさぎ「うん。星野に言われて。でもチケットがないのよ。」
あかり「観覧車乗ろうよ。」

あかりは観覧車を指差す。

うさぎ「ナイスあかり！」

2人は観覧車に乗る。

うさぎ「うわ特等席じゃん！」
あかり「あのね、うさぎ…。」
うさぎ「なに？」
あかり「みんなにはさっき話したんだけどね…私、星野達と同じ星から来たの。」
うさぎ「ええ！？」
あかり「それで、星野達のプリンセスは私のお姉ちゃんなの。ごめんね、ずっと黙ってて。」
うさぎ「星野達のプリンセス…？どこから来たってあかりはあかりだよ。あかりのこと、信じてる。」
あかり「うさぎ…ありがとう…」

そしてライブが始まった。

星野「遠い夜空、かーけーぬけーてーく♪ 流れ星にね、が、うよ今～」
うさぎ(今日の歌、いつもと違う。だんだん胸が熱くなって、切ない気持ちになっていく)
星野「見えるか、お団子。全てはギャラクシアの仕業だ。」

星野はテレパシーみたいなことをする。

星野「やつは、全銀河の星々を全て滅ぼそうとしている！」
うさぎ「そんな！」
あかり(大丈夫なの…？こんなことして…。)

あかりは星野を心配する。

星野「ヤツの狙いは、全銀河の星々のエナジー、真のスターシードを手に入れること。それが全てそろうとき、全銀河はやつの手に落ちてしまう！」
星野「そして俺たちの星は、ヤツに滅ぼされてしまった。俺たちの最後の希望だったプリンセスは、ギャラクシアの魔の手から逃れ、この地球へと飛び立った。」
星野「後を追った俺たちは、プリンセスを探しにこの辺境の星にやって来たんだ。」
うさぎ「この人が、プリンセス…？」
あかり「お姉ちゃん…」
うさぎ「なんて暖かい光りなの。心が満たされていく…」