セーラームーン太陽の戦士2 (ページ14)

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64話ページ14

園子「おーーっほほほほほ！」
あかり「ん？」

土手の上には旗を持った女子軍団がいた。

園子「その程度の実力で星野様と優勝を目指そうなんて。ちゃんちゃらおかしいですわ！」
美奈子「あの深紅のLOVELOVEスリーライツは…」
あかり「何それ。」
亜美「間違いないわ…十番高校のソフトボール主将にしてスリーライツ親衛隊長を勤める３年２組の伊集院園子さん！
ファンクラブの会員番号は……一番よ！」
レイ「い、一番！？」
皆「ははーぁ」

美奈子、亜美、レイ、まことは土下座をし始めた。

あかり「えっ何してんの？！」
レイ「あかりちゃんも！」
あかり「いや、別に私スリーライツのファンクラブ入ってないし…。」
園子「あら、小さくて可愛いこと。」

園子はあかりの方を見ながら言う。

あかり「ど、どうも…。」
あかり(何！？嫌味？！)
星野「お前たち…今はプライベートだぞ」
園子「出すぎたまねだという事は存じ上げております。しかし私たちには許せないのです。チョロチョロうるさい、その女が！」

うさぎを指差す園子。

うさぎ「なーによぉ！！私にはねーぇ！星野なんかよりずーっと素敵なボーイフレンドが！」
園子「星野様より…素敵…？」
あかり「こ、こわい…。」
園子「私たちも星野様に素敵な恋人ができるのなら喜んで見守りましょう。しかし、よりによってそんな猿女を！」
うさぎ「誰が猿じゃー！！！うう！」

美奈子がうさぎの口をふさぐ。

星野「どーすれば気が済むんだ？」
園子「正々堂々試合で決めると言うのはどうですか？」
星野「試合？」
園子「今度の球技大会、私たちが優勝したら、その女とは縁を切ってください」
星野「俺たちが優勝したら？」
園子「その時は…お二人の交際を認めましょう」
星野「いいだろう…その勝負、かった！」
うさぎ「勝手に決めるなーっ！」
園子「交渉成立ですわね！それでは当日中楽しみにしてますわ！おほほほ！」
あかり「まあ、星野も星野だ。」
美奈子、レイ「これはチャンスかもよ～」
美奈子「本気で試合したって」
レイ「どうせ勝てないでしょ」
うさぎ、「しつれいな」
まこと「これで星野君ともおさらばって訳だ」
亜美「もちろんその後は、私たちにまかせて」

4人は不敵な笑みを浮かべる。

星野「おだんごーっ！こうなったら俺たちのラブラブパワーを見せてやろうぜ！」
うさぎ「らぶらぶ…？」