セーラームーン太陽の戦士2 (ページ12)

今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:74,342 hit

62話ページ12

十番高校はもうすぐ球技大会。

まこと「うさぎちゃん、球技大会何出るか決めたのかい？」

教室の前の廊下で立ち話をしているまこと、うさぎ、美奈子、あかり。

うさぎ「んー？球技ってのは昔からどーも苦手で…やっぱ美奈子ちゃんはバレーボール？」
美奈子「もっちろん！しかも大気さんと一緒！」
あかり「良かったじゃん！」
美奈子「そうなのよ～あたしが愛を込めたラブラブトスを…大気さんがラブラブアタック！そして二人は……あは！」
あかり「え、ええ～！」
まこと「まぁまぁ、いいじゃないの」
うさぎ「あ。そーゆーまこちゃんは何に出るの？」
まこと「い、いや、あたしは夜天くんがバスケだからバスケにしたわけじゃ…！」

まことは焦る。

うさぎ「ラブラブパスをラブラブダンクってか！！」
美奈子「あかりもバスケ？」
あかり「うん！まこちゃん一緒だね！」
まこと「頑張ろうな！」
美奈子「どっちかというと、あかりと夜天くんの方がラブラブパスをラブラブダンクなんじゃない？」
あかり「ちょっ…なんでよ！？」
うさぎ「それにしても、こんなこと亜美ちゃんに聞かれたら…」
亜美「男女混合なのよねぇ…」

噂をすれば亜美が来る。

うさぎ「うわ！」
まこと「亜美ちゃん！？」
あかり「びっくりしたー！」
亜美「で？うさぎちゃんは？」
うさぎ「い、いや、あたしは…」
星野「おだんごは俺とソフトボール」

今度は星野が来た。

うさぎ「こらこら！」
あかり「ラブラブボールをラブラブアウトですかー？」
うさぎ「あかりぃーーー！」
星野「先生には俺から言っといたから！」
うさぎ「ちょっ、ちょっと！」
美奈子「ほほー。」
亜美「男女混合なのよねぇ…」

亜美は眼鏡を光らせる。

うさぎ「こらこら！」
星野「どうせ何にするかきめてなかったんだろ？」
うさぎ「うっ…苦手なのよ！ソフトボール！」

うさぎは怒る。

星野「俺が特訓してやるよ」
うさぎ「特訓だーぁ？アイドルって結構暇なのね！」
あかり「あははは！それ、はるかの台詞じゃん！」
星野「むっ。たまのオフをお前のために使うんだからもっと喜べよ！」
うさぎ「ありがたくって涙が出るわ！」

そのよそで女子達がぐちぐち行っていることなど知りもせず。