セーラームーン 太陽の戦士

39話 ページ42

コンサートが始まる。

きゃーーーっ！黄色い悲鳴が止まない。

あかり(ちょっと…みちるも星野も星の輝きめちゃくちゃ感じるけど大丈夫なの…？これでもしみちるが星野の正体分かって、星野もみちるの正体分かっちゃったら、、ってそんなの分かるわけないか！！いや、でも…)

あかりがそんなことを考えているうちにコンサートは終わってしまった。

あかり「結局うさぎ来なかったね。」
はるか「ああ。みちるの楽屋行っちゃうか。」
あかり「あれ？あれ、うさぎ？」

うさぎが客席の後ろのとこで落ち込んでいる。

2人はうさぎの方に行く。

うさぎ「はるかさん！あかり！終わっちゃったの？」
はるか「あ、ああ。」

うさぎは泣きそう。

はるか「僕達これからみちるの楽屋に行くんだけど、一緒に行く？」
うさぎ「うん！」

うさぎははるかの腕に抱きつく。


3人はみちるの楽屋に着く。

はるか「入るよ、みちる。」

はるかは躊躇わずドアを開ける。

あかり「みちる〜！」
うさぎ「みっちるさん！って、星野！」

うさぎは星野がいることに気づく。

星野「お団子、あかり！へーぇ、いい男連れてんじゃん。」
うさぎ「失礼ねー！はるかさんは…」
みちる「私の大事なひとよ。」

みちるはうさぎの言葉を遮って言った。

星野「へーぇ、人が悪いなぁみちるさんも。星野光です。よろしく」
はるか「天王はるかだ。よろしく」

はるかは星野を殴ろうとしたが、星野はギリギリのところで止めた。

あかり(なに…？今の…)

あかりは2人星の輝きが大きく反発するのを感じた。

星野「ご挨拶だな」
はるか「出ていけ」

2人は小声で言う。

星野「それじゃあみちるさん！お疲れ様でした！後で顔出せよ、お団子。それじゃあ！」

星野は出ていった。

はるか「…あんな奴、楽屋に入れない方がいい」
みちる「あら、妬いてくれてるの？」
うさぎ「はるかさん！ごめんね！あいつ、失礼な所もあるけど根はいい奴なんだ。許してあげて？」
みちる「はるかは人見知りするのよ。それよりいいの？行ってあげなくて。」
うさぎ「うん！それじゃあまた！お疲れ様でした！」

うさぎは星野を追っていった。

みちる「あかりはいいの？行かなくて。」
あかり「…。」

あかりは無反応。

はるか「あかり？」
あかり「あ！ごめん、考え事してた。」
みちる「どうしたの？」
あかり「ううん、大したことじゃないから！じゃーね！」

あかりも楽屋を出ていった。

はるか「？」

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