セーラームーン 太陽の戦士

12話 ページ15

うさぎ「全然途切れなーい！」
あかり「すごいね。あの人達相当人気なんだ。」

うさぎとあかりは人混みの後ろで何も出来ずにいた。

うさぎ「あーあ、ロケ見たかったのになーー。」
あかり「もう一回行ってみたら？」
うさぎ「ええーー。」
あかり「やだよね。笑」
うさぎ「ん？」

うさぎは何かを見つけた。

あかり「なに？」
うさぎ「あれ…」

うさぎが指を指した方には立ち入り禁止という張り紙がある。

ルナ「立ち入り禁止なんて、、休憩場所にでもなってるのかしら…？」

そこにどこから来たのかルナが現れた。

あかり「ルナ！」

ルナはうさぎの肩に乗っかった。

うさぎ「ふふふ〜」
ルナ「ちょっと、うさぎちゃん？」
あかり「まさか。」
うさぎ「てことは〜？誰にも邪魔されずにありすちゃんとかに会えちゃったりするわけね〜！あたしってば超ラッキーかも！」

うさぎはニヤニヤと企みの笑みを浮かべた。

うさぎ「あかりも行くよね！？」
あかり「え、わ、私も？」

うさぎはキラキラとした目であかりを見る。

あかり「い、行きます…。」

ほぼ強制的に行かされるあかりだった。

ルナ「ごめんね。あかりちゃん。」
あかり「いや、大丈夫…。」

ルナに謝られたあかりは苦笑いした。

2人とルナは立ち入り禁止のゾーンへ突入。

星野「そっから先は立ち入り禁止だぞ。」

左の方から男の人の声がする。

あかり「うわぁ！びっくりした！！」

あかりは驚いてうさぎに抱きつく。

うさぎ「ごめんなさい！つい出来心で！」

うさぎは頭を下げる。

星野「お前、あの時の…。」

星野はうさぎを空港で見かけたのを思い出す｡

うさぎ「え？」
星野「覚えてないかぁ…」

星野は残念そうに言う。

うさぎ「あのー、どっかでお会いしました？」
星野「俺の事知らない？」

うさぎは首を横に振る。

星野「俺って思ってるほど有名じゃないのかな。」
うさぎ「あ！分かった！新手のナンパでしょ！」
あかり(ん…？この人…)

あかりは星野を見て何かを感じた。

うさぎ「言っときますけど、私にはちゃんと将来を誓い合った彼氏がいるんですからね！」
星野「ふっふふ…おかしなやつ！」

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