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side BLUE
｢せ、先生！｣
慎太郎が中から出てきた今井先生に声をかける。
｢皆さん、早かったですね。
おはようございます。北斗さん、頑張ってますね｣
｢…大丈夫なんですか｣
先生はうーんと、声を上げる。
｢ドナーの事もありますし、そのまま移植したいんですが……あんまり良い状態とは言えませんね。
移植自体は出来ても、このままだと、移植後に合併症を患う可能性がかなり高いです。｣
皆が落胆したのが分かる。
何か言わなきゃって思うけど、言葉が見つからない。
慎太郎が、口を開いた。
｢次、来れるのが、移植後になるんです。
明日から舞台が昼公演だけの日は来ようと思ってたんですけど…
雑誌の撮影があったり、年末年始の特番が入ったりで打ち合わせやパフォーマンスのリハーサルが入ってしまっていて…
今日だけ、何とか、隣にいさせてくださいませんか？
お母さんも体調が悪いなら、今日ぐらい休んでもらいたいですし｣
｢……北斗さんが、前に言ってましたよ。
あなた方はきっと、ワガママを言うだろうって。
だけど、それは聞き入れないでくださいって｣
｢どうして…｣
ジェシーの悲痛な叫びに似た声が部屋に響く。
｢……皆さんには黙っているよう言われましたし、僕にも医者としての守秘義務が有るんです。
だけど、先ほど、お兄様とお父様がいらっしゃって、私からお伝えすることに致しました。
…宜しければ別室へ。
北斗さんのことは、少しナースに任せてください｣
どうぞ、と案内される廊下は偉く長くて、震える足で、1歩1歩を噛み締めるように歩いた。
｢率直に申し上げますと
北斗さんは_______________｣
先生は血液検査の結果を僕らに見せた。
____________________
作者です。
皆様のおかげで第2章の容量は満帆です。
いつも評価やお気に入り登録、コメントなどなど
沢山の方々のご愛読ありがとうございます！
乗り越える。がテーマにお送りしてきておりますが、第3章では、sideGREENから始まり、もう少しこのテーマでお話が進んでいきます。
いよいよ、最終回が見えてきました。
皆様、引き続きよろしくお願いします。
続編でき次第、再通知致しますので、
しばしお待ちくださーい(＞＜)
2019/08/23
あーちゃん
_______________________
追記
続編できました！
いつの間にかパート2はジェシーさんカラーのお星様！ありがとうございます！
引き続きよろしくお願いします！
2019/08/24
あーちゃん
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あーちゃん(プロフ) - きいなさん» コメントありがとうございます！ご愛読嬉しいです(><)ホントここからは北斗くん苦しめちゃうので、中々更新に悩みがついてきますが、何とか頑張ってみます！気長にお待ちください！ (2019年8月16日 13時) (
レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
きいな(プロフ) - 面白い！と言ってはいけない内容な気がしますが、楽しく読ませていただいています。無理のないペースで書き進めてください。楽しみにしてます(^^) (2019年8月15日 18時) (レス) id: 0c41f161d1 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 梨朝さん» 御返事遅くなりすみません！お待たせしましたが、物語的には新章突入です。SixTONESにとって、北斗くんにとって、ベストな決断であったかどうか。これからその答え合わせです。お楽しみに！ (2019年8月2日 23時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
梨朝(プロフ) - ドラマのことを考えて泣いてしまいました…涙 これから北斗くんはどうなってくんでしょう。楽しみにしてます！ (2019年7月31日 0時) (レス) id: e1ee29d5a9 (このIDを非表示/違反報告)
舞 - あーちゃんさん» 丁寧なレス、ありがとうございます！完結まで頑張ってください！読んでいきますので！これからの展開、楽しみにしてます！ (2019年7月28日 21時) (レス) id: 0abd04aca6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん
| 作成日時：2019年7月15日 7時
