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side BLUE
｢…り…じゅ、……樹、起きて｣
｢ん…？えっ！？もう朝？！｣
俺は飛び起きた。
ビックリしたーって高地が独特な笑い方をする。
｢まだ、5時だけど。ごめんね。早くに。
お兄さん、6時には帰らないと、仕事場、ここから遠いんだって｣
高地が顔洗えよってタオルを渡してくる。
その後ろで金髪が飛び跳ねてるきょもがまだ眠いのかベッドに起き上がって座ったまま、目を瞑っている。
｢……逆にお兄さん、1人でずっと着いててくれてたの？
もっと早く行けばよかったね｣
｢途中、お父さんも来てくれたんだ。
お母さん、だいぶ良くなったみたい。｣
高地はもう服を着替えていた。
｢………もしかして病院行ってたの？｣
｢え、…あぁ、なんか、眠れなくて(笑)｣
きょもの質問に高地が答える。
｢なんだよ、言ってくれれば良かったのに。
北斗、どうなの？｣
きょもがやっと目が覚めたのか怪訝な顔。
｢北斗さ。
夜中、熱が上がっちゃって…中々下がらないね。
抗がん剤や放射線の効果はあるみたいだけど、
あともう少し、抗がん剤し続けなきゃいけないんだって。
あとはこのまま持ってくれれば、強行突破で移植する感じらしいよ｣
苦笑いの高地。
俺は歯を磨きながら頷いた。
｢…高地、寝てないんでひょ。
今からでも寝てりょよ。俺りゃがお兄さんと変わりゅし。
って言ってもお父さんもお仕事だよね、きっと…｣
歯磨きしながらだから滑舌悪いの。
そんなに笑わないで高地！
という突っ込みを心の中でしたけど、それどころじゃない。
誰も北斗の隣に居ないことになってしまう。
｢おばあちゃん？が来るみたいな事言ってたよ。
お母さんは体調次第かな…｣
｢そっか。高地、気にしないでゆっくり寝ろよ。
ただでさえ、お母さんとずっと居たんだし。
風邪が移ってたらどうするの｣
きょもも心配気な様子。
高地は、でも…と、渋る。
｢ダメだよ。明日もステージあるんだから｣
そう言えば、やっと頷いてくれた。
ジェシーと慎太郎は起こさないことにした。
自然と目が覚めれば、病院に来るだろう。
病院に着くと、お兄さんは俺らに缶コーヒーをくれて、すぐに病院を出ていった。
｢SixTONES最高だよ(笑)
俺もおかげで眠くならずに済んだよ。
あとのこと、よろしくお願いします｣
お兄さんは、ﾊﾊｯって、北斗と同じ笑い方で、ネクタイを締めていた。
YouTubeの垂れ流しは効果覿面らしい(笑)
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あーちゃん(プロフ) - きいなさん» コメントありがとうございます！ご愛読嬉しいです(><)ホントここからは北斗くん苦しめちゃうので、中々更新に悩みがついてきますが、何とか頑張ってみます！気長にお待ちください！ (2019年8月16日 13時) (
レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
きいな(プロフ) - 面白い！と言ってはいけない内容な気がしますが、楽しく読ませていただいています。無理のないペースで書き進めてください。楽しみにしてます(^^) (2019年8月15日 18時) (レス) id: 0c41f161d1 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 梨朝さん» 御返事遅くなりすみません！お待たせしましたが、物語的には新章突入です。SixTONESにとって、北斗くんにとって、ベストな決断であったかどうか。これからその答え合わせです。お楽しみに！ (2019年8月2日 23時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
梨朝(プロフ) - ドラマのことを考えて泣いてしまいました…涙 これから北斗くんはどうなってくんでしょう。楽しみにしてます！ (2019年7月31日 0時) (レス) id: e1ee29d5a9 (このIDを非表示/違反報告)
舞 - あーちゃんさん» 丁寧なレス、ありがとうございます！完結まで頑張ってください！読んでいきますので！これからの展開、楽しみにしてます！ (2019年7月28日 21時) (レス) id: 0abd04aca6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん
| 作成日時：2019年7月15日 7時
