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side YELLOW
｢あ、お母さん、今、北斗がっ……て、…お母さん！｣
廊下のソファーで見つけたその姿に話しかけた。
その途端。
｢お母さん！大丈夫ですか？！｣
立ち上がり、振り向いてそのまま、崩れ落ちた。
｢あ、あの！誰か、誰か来てください！｣
北斗の部屋に入っていく看護師さんが見えて、大きな声で叫んだ。
｢……えっ、どうしたの｣
樹が廊下に出てきてくれて、とにかく、一緒に北斗のお母さんを起き上がらせ、ソファーに寝かせる。
看護師さんが色々とやってくれて、｢あちゃー｣と声を上げた。
｢松村さん、分かります？？松村さん｣
看護師さんも何度か声をかけるが、反応はない。
｢……疲労からくる熱だったら良いけどね…｣
処置室に連れていかれてもビクともしないお母さん。
今井先生ではない女性の先生が体温計を眺めながら言う。
｢…喉、痛めてそうだね｣
首のあたりを触れて、んー、と声を上げた。
｢北斗くん、今日は無菌室に入ってもらうことになるね。熱もあったから、コレは要検査だ｣
俺も樹も絶望感に苛まれて、何も言えなかった。
数時間前に今井先生に言われた�犖気盪劼發覆き瓩箸いΩ斥佞�頭の中を反復する。
｢とにかく、ご家族の方にご連絡してください。
あなた方も感染している可能性があるので、しっかり消毒してください｣
分かりました。と樹が震えた手でスマホを取り出した。
お父さんに連絡がついたらしい。
だけどまさか、こんなことになろうとは。
｢……なんでこんな、苦しいことばかり…｣
樹はスマホをポッケに入れながら項垂れた。
｢北斗、もし、風邪がうつってたら…
どうなりますか？｣
先生は、俺の方を見て、難しい顔をした。
｢薬で何とか治療をして移植に挑むのが理想です。
但し、その前に敗血症などの重篤な状態にならなければ。
もしも、感染症が悪化してしまうと、移植どころか、命に関わることになります。｣
｢…敗血症……｣
パーフェクトワールドで、何度か出てきたワードだ。そんなドラマの中の話が現実に起こるなんて。
｢………今日は長い夜になりますね｣
先生に言われて気が付けば23時。
昼公演が終わってまだ7時間。
ここに来て5時間しか経ってない。
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あーちゃん(プロフ) - きいなさん» コメントありがとうございます！ご愛読嬉しいです(><)ホントここからは北斗くん苦しめちゃうので、中々更新に悩みがついてきますが、何とか頑張ってみます！気長にお待ちください！ (2019年8月16日 13時) (
レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
きいな(プロフ) - 面白い！と言ってはいけない内容な気がしますが、楽しく読ませていただいています。無理のないペースで書き進めてください。楽しみにしてます(^^) (2019年8月15日 18時) (レス) id: 0c41f161d1 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 梨朝さん» 御返事遅くなりすみません！お待たせしましたが、物語的には新章突入です。SixTONESにとって、北斗くんにとって、ベストな決断であったかどうか。これからその答え合わせです。お楽しみに！ (2019年8月2日 23時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
梨朝(プロフ) - ドラマのことを考えて泣いてしまいました…涙 これから北斗くんはどうなってくんでしょう。楽しみにしてます！ (2019年7月31日 0時) (レス) id: e1ee29d5a9 (このIDを非表示/違反報告)
舞 - あーちゃんさん» 丁寧なレス、ありがとうございます！完結まで頑張ってください！読んでいきますので！これからの展開、楽しみにしてます！ (2019年7月28日 21時) (レス) id: 0abd04aca6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん
| 作成日時：2019年7月15日 7時
