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side BLUE
食欲なんてあんまり無かったけど、セブンでテキトーに買って、テキトーに食べた。
こっちが体壊しても元も子もないけど、まぁ皆、味のしないおにぎりを頬張ってたと思う。
食べながら、色んな話をして、少し混乱する気持ちは落ち着いたけど。
その分、追いついてきていない感情がハッキリするというか、なんというか。
きょもが北斗の元で一緒に待っていようか？と言ってくれたけど、当の北斗がそれを断った。
北斗の答えは、
｢今は1人にして欲しい。
どうせ眠っているだけだから｣
仕方なく、俺とジェシーときょもで事務所へ。
高地と慎太郎は、北斗の家に出発した。
慎太郎が、俺を気遣って、｢運転平気？｣なんて、声を掛けてくれたけれど、断った。
その判断は正解だったかも。
運転出来るやつが俺しかいない状況の方が、気が張って良かったかもしれない。
ハンドルを握ると、緊張が増してきた。
車を止めて、降りようとしたその時。
｢樹まって。高地から電話だ。｣
ジェシーが、もしもし？と少し震えた声を出す。
｢…えっ？なに？落ち着けよ｣
ジェシーは苦笑いしながら、耳からスマホを離して、スピーカーにしてくれた。
きょもと俺は顔を見合わすけれど。
《…ｸﾞｽｯ………ﾋｯｸ》
｢…？高地、泣いてるの？｣
ジェシーの声にも、しばらく返答は無くて、ガサゴソと音が鳴ったあと、
《…アイツ、全部分かってたんだ。
何もかも準備されてあるよ。
高地が落ち着いたら、すぐ病院に戻る。
とりあえず、このデータだけ送るから》
慎太郎の声がした。
｢…えっ、いや、なんの話？(笑)｣
再び俺が尋ねても、慎太郎は、うん。とだけで答えなかった。
笑ってさえくれなかった。
《事務所、入る前に、LINE見てね。じゃ》
そう言って一方的に切られた。
暫くして鳴ったLINEを見ると、1枚の画像。
｢……2019年10月吉日…松村北斗｣
開いてみれば、都合のいい書き方をした日付と彼の名前。
タイトルは、【今後の活動に関するお知らせ】
達筆な彼直筆の文面。
至って冷静な、彼らしい凛とした言葉遣い。
既にデータ化してあるのも彼らしい。
再び、スマホが3台同時に鳴る。
しんたろ
《何度も何度も書き直してはゴミ箱行きしてたみたい。
パソコンつきっぱなしだし、保存日時は昨日今日だね。
ずっと書いてたんだと思う》
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あーちゃん(プロフ) - きいなさん» コメントありがとうございます！ご愛読嬉しいです(><)ホントここからは北斗くん苦しめちゃうので、中々更新に悩みがついてきますが、何とか頑張ってみます！気長にお待ちください！ (2019年8月16日 13時) (
レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
きいな(プロフ) - 面白い！と言ってはいけない内容な気がしますが、楽しく読ませていただいています。無理のないペースで書き進めてください。楽しみにしてます(^^) (2019年8月15日 18時) (レス) id: 0c41f161d1 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 梨朝さん» 御返事遅くなりすみません！お待たせしましたが、物語的には新章突入です。SixTONESにとって、北斗くんにとって、ベストな決断であったかどうか。これからその答え合わせです。お楽しみに！ (2019年8月2日 23時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
梨朝(プロフ) - ドラマのことを考えて泣いてしまいました…涙 これから北斗くんはどうなってくんでしょう。楽しみにしてます！ (2019年7月31日 0時) (レス) id: e1ee29d5a9 (このIDを非表示/違反報告)
舞 - あーちゃんさん» 丁寧なレス、ありがとうございます！完結まで頑張ってください！読んでいきますので！これからの展開、楽しみにしてます！ (2019年7月28日 21時) (レス) id: 0abd04aca6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん
| 作成日時：2019年7月15日 7時
