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side BLACK
『っ、晴人っ！なんでよっ…なんで？晴人っ！』
『………』
『イヤっ！置いてかないでよ！！！』
｢カット！｣
その声にバッ！とベッドから起き上がると、目の前が歪んだ。
｢っ、はぁっ…ｽｰハー｣
止めていた息を、深く吸って深く吐く。
目をもう一度開ければ、やっぱりまだ視界は鮮明ではないけれど。
｢OKです！！お疲れ様でしたー！
…ということは〜？
松村北斗さん、岡崎紗絵さん、オールアップです！｣
スタッフさんの声がスタジオに響いて、
｢お疲れ様でしたー！｣
笑顔のしおりちゃんが、拍手しながら、軽くお辞儀をする。
俺は手のひらを顔に当てて、視界の不明瞭さを涙のせいにした。
｢ちょっと、何泣いてんのよ(笑)｣
｢っ、しおりちゃんだって泣いてんじゃんっ！｣
その涙はどんな涙なんだろう。
メイキングでよく有るよね。
感動的なクランクアップシーン。
｢っ、ほんとにありがとうございました。
沢山ご迷惑おかけしました！ごめんなさい！
だけど、ほんとにほんとに楽しかったですっ｣
俺のは、悔し涙だ。
貰った花束は、6色の様々な花たちを黒い包装紙とリボンで包まれていた。
こんなにデカい花束は、初めてだった。
�犲膠薛瓩任覆い函△海鵑蔑�派な花束は貰えない。
｢っ、すみませ、｣
受け取ったハンカチで涙を拭いながら、さりげなく近くのテーブルに体重をかける。
｢もう少し、番宣活動などでお世話になるかもしれませんが、どうぞ、編集などなど、よろしく、お願いしますっ｣
色んなところにペコペコしながら、辺りを見回す。
みんな達成感に満ち溢れている。
少し、気持ちが楽になると同時に、もっと出来たことがあったんじゃないかと不安にもなる。
�狎何佑�死んでしまうのは、
パーフェクトワールドらしくないです��
俺は撮影初日、そう言った。
みんなが前を向いて終わっていった最終回を“ らしい ”と思ったから。
________________________________________
お待たせしました。
主役目線がやっとやって来ました。
お察しの通り、こちらのお話、長くなります。
お楽しみいただけてますでしょうか？(笑)
評価お気に入り登録、コメントなど、
ありがとうございます！
話の進みは遅いですが、どうぞ。
最後までよろしくお願いします。
2019/07/08
あーちゃん
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あーちゃん(プロフ) - あぴさん» ありがとうございます！大変嬉しいお言葉ですが、もう既に消してしまってまして...ごめんなさい！その代わりこちらの更新は頑張りますので、よろしくお願いします！ (2019年7月8日 23時) (
レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
あぴ(プロフ) - 更新、楽しみにしています！他アカウントで書かれている小説も気になるのですがどこから見れますでしょうか？ (2019年7月8日 19時) (レス) id: 26199fe34b (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 紡ぎ糸さん» ありがとうございます。中々辛いシーンが続きますが、どうぞお付き合いよろしくお願いします！ (2019年7月2日 22時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
紡ぎ糸 - 凄く、この続きが気になります！あーちゃんさんのペースでいいので、これからも、頑張ってください。応援してます！ (2019年7月2日 19時) (レス) id: f3cd696ec9 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - れく@ きょもほく同盟@まお大好き?さん» ありがとうございます(><)できる範囲でぼちぼちやって行きますのでどうぞお付き合いよろしくお願いします！ (2019年7月1日 13時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん
| 作成日時：2019年6月30日 21時
