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side BLUE
｢ジェシー！俺、オムライス｣
｢お前は自分で取ってこいよ(笑) A-HAHA｣
慎太郎やジェシーは、スタッフさんとか、お兄やん達に変な心配をかけないように意識してるのか、いつも以上に元気。
まぁおかげで皆、舞台に集中してる。
してないのは、俺だけなのかな。
｢あ、マネージャーさん！｣
トイレに行くついでに廊下に出て、マネに声をかける。
マネージャーさん。といえど、俺らの専属とかではないから、ほんとに大変だと思うんだけど、頼るしかない。
スタッフさんの中でも数人しか北斗のこと知らないから。
俺は何となく、北斗に、直接なんか出来るかって言われたら、まだ、なんも出来ないし。
でも、ピンチの時こそ、このバラバラな俺らをまとめるのは俺の役割なのかなって。
その行動が、アダとなる。
｢北斗、ちょっと具合悪いみたいだから、病院連れてってくれない？
明日の撮影、調整するとまずいよね…？｣
｢そうだね…
もう、明日は朝までかかってもおかしくないと思う…｣
｢寝る暇 全然ないじゃん…
まぁ薬飲ませておくから、病院と送迎車よろしくお願いします｣
それだけ告げて歩きだそうとした時。
｢なに、北斗くん、どっか悪いんスか？
あ。夏バテ？！…熱中症があと引いてるんですか｣
それは時間の問題だった。
だけど、よりによって
｢っ、ラウール！
先輩の話に聞き耳立ててんなよ(笑)｣
笑って誤魔化してみるけど
｢いや、樹くんの声がデカいからでしょ！｣
純粋無垢なその瞳のクエスチョンマークは消えちゃくれない。
｢大丈夫大丈夫。心配しないで
主演俳優さんは忙しいからね(笑)｣
嘘をついた。
いつもより、笑った。
｢そうスか。お大事にって伝えてくださいね！｣
それでも、俺なんかより、キラキラスマイルは眩しかった。
時間の問題だ。
こんなにも早く、バレそうになっちゃうのに。
この数ヶ月、なんで俺らが気付いてやれなかったんだ。
｢っ、…｣
｢北斗には俺から伝えておくよ。
隠しておくのもそろそろ限界だって。｣
何も言えなくなった俺に、マネージャーがそう告げた。
｢樹も早く帰って。疲れてるだろ｣
｢…お願いします｣
ラウールに、嘘をついた。
この罪悪感を北斗はずっと抱えていたんだろうか。
誰かに気づいてほしかったんじゃないだろうか。
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あーちゃん(プロフ) - あぴさん» ありがとうございます！大変嬉しいお言葉ですが、もう既に消してしまってまして...ごめんなさい！その代わりこちらの更新は頑張りますので、よろしくお願いします！ (2019年7月8日 23時) (
レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
あぴ(プロフ) - 更新、楽しみにしています！他アカウントで書かれている小説も気になるのですがどこから見れますでしょうか？ (2019年7月8日 19時) (レス) id: 26199fe34b (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 紡ぎ糸さん» ありがとうございます。中々辛いシーンが続きますが、どうぞお付き合いよろしくお願いします！ (2019年7月2日 22時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
紡ぎ糸 - 凄く、この続きが気になります！あーちゃんさんのペースでいいので、これからも、頑張ってください。応援してます！ (2019年7月2日 19時) (レス) id: f3cd696ec9 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - れく@ きょもほく同盟@まお大好き?さん» ありがとうございます(><)できる範囲でぼちぼちやって行きますのでどうぞお付き合いよろしくお願いします！ (2019年7月1日 13時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん
| 作成日時：2019年6月30日 21時
