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野菊が十六個 ページ17
式当日
私は真っ白なウエディングドレスを着て、お洒落をした
今迄で一番綺麗なのに、何時かは夢見てたのに、
こんな感じで
「こんな感じで済ませるなんて」
糞じゃねえか私の人生
「可愛いよ!綺麗だよ!こんな人が僕の妻になるなんて!」
「……そうですか
良かったです…!」
私は作り笑顔をして島崎に向けた
「良かったって、如何いう事?」
「糞みたいな人生でウエディングドレスを着られるなんて」
幸せ者だな、私
不意に、口の角度が下がった
「笑わないの?」
「……笑い疲れたんです」
「ふぅん?
ま、良いか!行こう、皆が待ってる」
私は唯下を向いて、頷いていた
「ほら、手」
「……」
そして、彼の手を取った
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あざみの歌(プロフ) - 宜しくお願い致します! (2017年12月12日 0時) (レス) id: f9a19d9866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あざみの歌 | 作成日時:2017年12月11日 23時