夢を語り続ける20歳児【文スト】

原稿八枚 ページ9

「如何したんだよ漫画家！」

始めて此奴使えるなと思った

頼りになる顔だった

「黒…帽子さ…！私のアシスタントが！アシスタントが！！」

服を掴み体を揺らす

それでも彼の体は動かない

「何だよお前急に」

「助けて下さい！お願いです！私のアシスタントが人質に取られたんです！！助け！助けて下さい！！」

涙が止まらない

大体、そんな短時間であんな大金、用意できないし

死ぬのは嫌だ！！

「マフィアは人助けの仕事はねぇぞ」

「…！酷い…怒り…ますよ？」

「やってみろよ」

黒帽子さんは仰ぐように此方を見てくる

…腹が立つ

「良いです…
異能力、『鉄腕アトム』！」

私はバッグの中に入ってる機関銃を出した

(作中)

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