夢を語り続ける20歳児【文スト】

原稿四枚 ページ4

此奴の異能は、自分の描いた絵全てを出すことが出来る

感情を持った自転車

大きさを変えられる人形

自分の作ったキャラクター

その異能の弱点は、時間制限一時間と描いた絵が破れたら、異能が解ける

まぁ、何でも有りなチート級な異能

「時間制限あるだろ
担当の居る会社此処から遠いだろ」

「だからです
私の異能は何でも有り、だから、普通の自転車より、早い自転車を召喚したら良いんです！」

Aは目を輝かせ、顔を近くした

「そういう時だけ、お前は子供だよな」

「夢を語らなければ生きてゆけません！
夢は人を一番輝かせる！はぁ、私に白馬の王子様が来ないかなぁ」

「お前、其れ彼氏の前で言うか」

「あ、そっか、中也さん、私の彼氏か」

忘れてたのか此奴

「おいテメェ！！」

「す！済みません！調子に乗って…！その…ええ…うう…
うわーーーーーーーーーーーん！！」

急に抱きつき、子供の様に泣いている

本当に可愛い

「…でも、そう思うと…夢のヒロインみたいになれて、少し…嬉しいなぁ」

小声で顔を隠しながらその言葉を放った

これがデレか…

ぎゅう…

「ちょ！痛いです！痛い痛い！うっ！ごめんなさい！だからそんなに力一杯抱きしめないでください！」

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