夢を語り続ける20歳児【文スト】

原稿一枚 ページ1

俺には恋人が居る

とても不器用で、可愛らしく、大人の癖に何時までも夢を語り、その目は光に満ちている

オズオズして、テレてれして、恋人の俺にも敬語を使う程

身長146センチ

体重37キロ

茶髪のセミロングでダサい洋服を着て

好きな食べ物はパスタ

嫌いな食べ物は梅干し

異能もある

そして漫画家だ

今も俺に構わず、原稿を描いてる

今日で何徹目だ？

「中也さん！」

「な…なんだ！」

いきなり声をかけてきてドキドキする

今日はこの台詞が初めてだ

「た…大変烏滸がましいのですが…その…ええと…うう」

此方を涙目で見る顔はもう最高だ

可愛い

子供か

「何だよ、俺達、恋人だろ？何でも話せ」

「うう…大変申し訳ありません…本当に…その…


朝ご飯と栄養ドリンクをコンビニから買ってきてくれませんか？」

涙目と笑顔でそんな願いを言われた

原稿二枚→

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